PYTHON

   

今回は・・・

La SportivaのPythonについてアレコレ述べようと思う。

このシューズの思い出を語るなら大学2年生の時に遡る。

当時、僕は硬いシューズをメインに使用していたが、どうしても足でホールドを踏んでいる感覚が欲しいと思うようになった。感覚が無いということは前回のソリューションの理論で言えば、シューズが踏んでくれていると考えれば良い。

しかし、当時のN少年はシューズの性能について良く分かっていなく、柔らかめのシューズを履いて登りたいという欲があった。それに加えて、当時部内の流行のシューズであったことから、憧れも抱いていた。

そういった単純な理由で購入に至った。しかし、店の在庫にはEUR36.5しかなく、僕にとっては少々小さいサイズであった。

あの時のシューズを伸ばす苦痛は今でも忘れない。

つま先が痛すぎて履きたくない気持ちが大きかった。ギチギチすぎて爪の形も変わった(笑)。

そうして足に馴染んだころ、その性能に驚いた。足でホールドを捉えている感覚とはこういうことか!と分かるようになり、スラブでも強傾斜でもオールマイティに活躍できるシューズへと成り上がった。感動した。

しかし、ある時瑞牆に持って行ったら結晶にズタズタにされてソールに穴が開いた。購入してから1か月程度での出来事だったため、結構ショックだった。

それから室内メインで使用するようになり、色々なコンペで使用してきた。そして1年後にEUR37のパイソンを再び購入してTNFC2017予選で使用し本戦まで勝ち上がることができた。

思い出はそんな所だろうか。

何が良いかって、繰り返しだがどんなシーンでも活躍できるところである。体重が軽ければ、岩の結晶にも乗れるし強傾斜でもスラブでもなんでもござれの一足だ。

その体重というのは、僕の考えでは55kg以下であればソールが負けることがない。

これは実証済みである。最近は体重が増加してパイソンでは細かいホールドには乗れなくなった。

ビショップに行ったとき、パイソンでスラブのホールドが乗れなかった(笑)。ソリューションやフューチュラなら乗れた(笑)

というかパイソンを硬いと仰る方もいるくらいだから、軽い人にとっては剛性のあるシューズなのだろう。

問題として挙げるのであれば、

シューズの幅が狭いことだ。(完全主観)

僕はいわゆるアジア人型の足であるため、5.10のシューズはめっぽう合わない。INSTINCT VSでフィットするくらい足幅が広いのである。そしてパイソンもスポルティバ屈指の細身シューズであるため、僕にとっては、足の爪が変形するくらい窮屈なのである。

先述の通り、近年我が探検部ではパイソン株が非常に高い。リピートする人も大多数である。

その根拠は優れた性能から来ているのは言うまでもないが、比較的手ごろな価格であることも要因の一つとしてあるだろう。

比較的安い値段で高性能なシューズを購入できるのだ。

寿命は短いけどね。

N

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