GW小川山&恵那ボルダリングツアー【2019.4.30-5.6】

所在地岐阜県恵那市 長野県南佐久郡 川上村
目的シーズンの外岩を大事に登る
内容ボルダリング
期間2019.4.30-5.6
CL記録装備無職待機
ねもちSSKちゃんさくONDさんメッシさん
服装時々ダウンが必要。ギリ上裸になれる
天気結構雨が多かったが、登ってる時は総じて悪くなかった
気温寒い!!!

4/30

0300 集合

0330 出発

遅刻した。ちゃんさくがめっちゃ体調悪いらしい。悪化しないといいけど。

ISさんが部室で寝てた。準備うるさくてごめんなさい。

0400 原信

今日の昼飯などを買う。

当初の予定通り恵那に向かうも、恵那はいまめっちゃ天気悪いらしく、しかもこれから数日は回復しなさそうとの見込みなので、行き先を小川山に変更。

といっても小川山も今日は雨らしい(かちゃさん&TKさん情報)なので、今日は長野のオサレジムEdge and Sofaに行くことに。

1230 Edge and sofa

エッジアンドソファはショップ併設のジムなので、まず買い物🛍

SSKは前から新しいチョークバッグが欲しいと思っていた(MAMMUTのはちょっと小さい)ので、かっこいいBDの黒いチョークバッグを買った。あとTOKYO POWDERのBOOST(めっちゃフリクションが効くようになる下地みたいな)を購入。最近チョークオタクになりかけてる。ちゃんさくはMAD ROCKの白いブラシ買ってた。

いざクライミング。初めて行くジムだからなのか、課題のタイプが違うからなのか、単純にグレードが辛いのかはわからないけど、8GRADEよりはグレードが難しめに感じた。3級とかでちゃんとコーディネーションとかダブルダイノとかしなくちゃいけない感じ。

(完全に余談なんですが、皆さんは「グレードが明らかにめちゃめちゃ辛いジム」ってどう思いますか?僕なりの結論から書くと、できる限るジムのグレードは外岩にある課題に合わせるべきだと思います。だってグレードって異なる課題どうしを難易度別に分けて、トライするための基準にしたり、目標にしたりするもんじゃないですか。そういったグレードシステムって長い年月をかけて蓄積するものだし、個人の裁量で好き勝手にグレード感をいじっていいものなんだろうか、って思います。だって「三級落としたよ!」って言って「どこの三級?」「〇〇のだよ」「じゃあ五級くらいだね」みたいな会話ってマジでアホくさくないですか?関係のない課題どうしを繋げて、難易度の基準にしようってのがグレードなのに。じゃあそもそも段級グレードじゃなくテープの色とかでやりゃいいじゃーーーんって思っちゃう。まあ僕はジム経営したこともないから、何か崇高な理念があってしてるかもし、そもそもインドアクライミングのグレードなんてどうでもいいじゃんっていう人も居るだろうし、これは完全に俺のただの感想です。)

SSKは大体三級、ときどき二級打ってた。全部面白いし、動きのある課題が多い。けどスラブが全部初心者用の課題しかないのがちょっと残念だった。

ねもちさんが全体的にコーディネーションうまかった。あとオンサイト力はんぱないなとおもた。

最終的には三級3本二級2本のぼれた。上々。

1520 Edge and Sofa 発

1640 ナナーズ川上店 & カラファテ

カラファテにフューチュラがあったので買いそうになった。フューチュラって人気なのに日本に入ってくる量が少ないし、入ってくるタイミングも春の一回だけなので、アウトレット品とかじゃない限り国内で流通するのって夏くらいまでなんだそうで。新潟にはそもそもあんまり入ってこないし、買うって思ったらこのタイミングしかねえな~~ネットで買うわけにも行かねえしなあ~って思ったけど耐えた。

1810 金峰山荘

ご存知の通り、金峰山荘ってシャンプー&ボディソープは購入制じゃないですか。んでSSKはちゃんとどっちも買って、トイレ行ってから風呂に行ったんですが、いざ風呂に入ろうと思ったら、脱衣所に置いていたはずのシャンプーが忽然と消えていました。10分くらい探して、結局フロントで買い直しました。なんかこういうときって本当に悲しくなるよね。あの時のシャンプーは今僕と同じ月を眺めているんだろうか。そんなことを考えながら僕は今日も枕を濡らします。(は?)

2050 就寝

5/1

0700 起床

0830 ギガント

はじめはビクター行く予定だったんですけど、前日の雨がまだ乾いておらず、登れそうな感じがなかったんでギガントに変更。

と言ってもギガントもそんなに良い状態ではない。崩壊した岩なので、染み出しが起こりやすいせいですね。

SSKはいつだかにこの課題に軽く敗退していて、ねもちさんもONDさんもトライしたことないとのことなので、三人でギガントにトライ。ちゃんさくはキングチョックライト。

途中からTKさんとかちゃさんも合流した。TKさんとかちゃさんはルーとメイの岩とか、あとときどきキングチョックレフトとかやってた。

SSKはギガントのホールドを拭いたりチョークつけたりしながら何回かトライするも、状態の悪さもありあんまり希望を感じなかったのでキングチョックレフトにターゲットを変更。ねもちさんはまだ頑張る模様。

キングチョックレフトはその名の通りルーとメイと隣の岩に挟まってるチョックストーンの課題で、ルーフ。キングチョックライトの左にあり、(そりゃそう)、レフトっていうよりも正面抜けって感じ。側面にあるそこそこのカチから二手目のルーフの悪いカチに寄せて、そのまま飛ばしでルーフ抜けたとこにあるスローパーみたいな棚を取りに行く感じ。SSKは体が長いので、トゥーフックが効きにくく苦手なんだけど、トゥーの場所を工夫したらできた。後半も悪いけど気を抜かなければ大丈夫。強度はそんなに高くない(?)ムーブ核心て感じの面白い課題でした。

そしてねもちさんはギガント落とした。確かに簡単だったかもみたいなこと言ってたけど、濡れてたし普通に悪いでしょう。すごい。

1300 玄関岩

一旦テントに戻りちょっとトイレ休憩してから玄関岩へ。玄関岩はゲート下の道路沿い、文字通り小川山の玄関にある課題。道路の真横にあるので目立つ。顕著なクラックが印象的ですね。クラックにはもちろん課題があり、立って頭くらいのところからスタートすると「クラック」一級、もっと右からスタートすると「玄関岩のクラック」初段。クラックの左(ラインがちょっとわからない)のカンテにも四級がある。ここではみんなちょい休憩モードで、ちゃんさくとONDさんはほとんどなんもしてなかった。ONDさんは東海オンエア見てた。

クラック一級の方にちょっと手を出してみるけど、正直ほとんどムーブ出せず。ムーブ強度がバチゴリに高い。ごまかしの効かない一級って感じ(知らんけど)。

次に、クラックの右にあるスラブ一級をやってみる。リップの上がスローパーになってて、そこを保持してマントルを返すのが難しいのかな?色々ムーブ試してみるけど難しい。スローパーを持つときに、手首のあたりでもつと良いことに気づいたのでやってたら、手首の皮がべろんべろんになちゃった。いてえ~~。

1420 石楠花遊歩道エリア

石楠花遊歩道エリアには神の瞳っていうSSKが大好きな課題があるんですが、今回は濡れてるので触らず。じゃあもっと奥いくか~というところで雨。撤退ダ~~

14:40 撤退

1600 ナナーズ

買い出し。

1700 風呂 ヘルシーパークかわかみ

1800 ナナーズ(カラファテ )

やっぱりフューチュラが買いたくなってしまったSSKは、みなさんをまたせて一人カラファテへ(すみません🙏)。買っちゃった。ちなみにSSKは1足/2ヶ月くらいのペースで靴を消費してるんですが、なんでみんなの靴が一年とか2年とか持ってるのが不思議でたまらないです。確かに俺はそこそこ人より登ってるけど、さすがに10倍とかじゃないし。ドラゴなんて5週間くらいしか履いてないよ😢

1900 テン場

2100 就寝

5/2

0800

なんかTKさんが薪集めてウケる。夜焚き火やることにした。

0950 犬岩

来るときめちゃめちゃ迷った。ぐるぐるしてたらTKさんが藪の向こうに見えて助かった。犬岩に行ったことあるのがSSKだけだったから、みんな俺を頼りにしてくれたので、張り切って道案内したんですが、てんでダメでした。サーセン!!!

犬岩についたあと、ねもちさんと不可能スラブを見に行った。ねもちさんも遠くから見たときは「意外と寝てね?」とか言ってたけど、いざ目の前にしたときの、この圧倒的不可能感たるや!!!これが五段の世界か…

SSKはYMルーフは前にやったので、目標は虹の入江初段🌈と犬小屋二段🐩。まず犬小屋にトライ。簡単めな二段らしい。ちょっとスタートしようとしたけど、全然ムーブ出ず。ていうか、前日の雨でルーフ下の下地がビッチョビチョで、マットがめっちゃ濡れちゃうし、滴り落ちてきた水滴でこれまたマットが濡れる。ついでにマットの上に落ちてきた水溜りに落ちると背中もびちょびちょ。ねもちさんはカッパでトライする始末(ちなみにねもちさんはYMルーフOS)。

しかもたぶんホールドっぽいところも濡れてる。

SSKはなんとかトライ…しようとトライするも、初段も登ったことない僕がまともにやれるようなコンディションではないと思ったので諦め。

山内誠さんが登ってる動画見たら五級くらいにみえて笑っちゃった。

犬岩のちょっと下にある涙岩へ。みんなでホワイトティアーズ四級をやった。スラブぽい課題で楽しい。ホールドは明瞭なので、ジムのスラブができる人なら割とできるような感じがした。これは全員落とせた(ちゃんさくも!。)その左にある涙涙一級(なんて読むん?)もやってみたが今回はできず。スタートのアンダーガバがとがりすぎてて痛い。これも見た目はとても楽しそうなので、次来たらやりたい。

YMルーフにトライしていたお父さん(日本人)と、お母さん(外国人?)の娘さんがニコニコしながら写真撮ってくれたのでみんなでポーズした😄。

虹の入江はアンダーガバスタートで、細かいカチを繋ぎ、直登する課題。人によって核心はそれぞれだと思うけど、SSKは序盤の足を上げるところで苦戦。こういうのまじで苦手~。最近、苦手なムーブが出てきたとき、それをこなせるようになる方がいいのか、自分の体格を活かして他のムーブを探すのがいいのか考えてます。もちろんどっちもできるのがいいんだろうけどね。

そうこうしてるうち、ねもちさんは核心の下部を解決。たぶんムーブ強度的にはそこが一番高いのだろうけど、それをこなした後も、遠いガバにデッドするムーブがあり、結構な高さがあるところでそれを出さなければならない。そしてこれをそのままこなしてしまうのが我らがねもち。熱いトライだった!!!🔥

そしてちゃんさくもYMルーフを頑張って完登。普通にすごい。

YMルーフ三級を完登するちゃんさく

1330 🐳岩

くじら、たくさん来たことあるようで、実は沢山やることがある。

まずなんとなくやったことないやつをやろうということで、田嶋ハング初段にねもちさんONDさんとトライ?というか様子見。岩自体は低いが、形が面白いので楽しそう。スタートがガバだからいけるかと思ったが、一手目からめちゃ強度が高い。右足をキョンするといけそう?と思ったが、あまりにも強度が高いのでとりあえずパス。ONDさんはがんばるっぽい。

つぎにSSKはライトスパイヤー三級にトライ。これは去年の夏、Nカタさんにはじめてボルダーに連れてきてもらったときにできなかった課題。オーソドックスだけど気の抜けない絶妙なスラブをこなすと、だんだんスタンスが消えていくが、変わりに手がガバになる。最後はアンダーを効かせて、足はほぼスメアでリップにデッドするという、「外にこんな内容の詰まったスラブがあるのか!」って感じのスラブ。去年は最後のデッドが出来なかった。

軽くやってみると、今回は結構好感触。何回かトライして落とした。嬉しい。最後のデッド止めたときの爽快感が半端ない。逆にそこで落ちたらやばそう。

その後ONDさんとかとエイハブやった。まー悪い。一生できません、これは。そのうちできるようになるといいね系課題。

エイハブに飽きたので穴社員三級。スタンスにめっちゃティックついてたおかげで楽に登れてしまった。別にリーチがなくてもできるんだろうけど、リーチがあるとホールドを持って手を出すだけで登れる感じがある。最後のカチ取って、左足上げてリップをとるところが微妙に怖かった。

1610 撤退

1700 金峰山荘

2100 就寝

焚き火して飯食ったが、SSKが下手くそだったせいで焚き火は微妙でした。ご飯は美味しかった。

5/3

0600 起床

今日はわりと天気良さそう。状態も期待できる?

0730 石楠花遊歩道エリア

まず初日にに濡れててできなかった神の瞳初段にみんなも一緒にトライ。しかしSSKは全然できず。なんか前より全くと言っていいほどできなかった。一手目のピンチすら取れんかった。え、なんか普通に落ち込んでしまった。前回マントル落ちして「あのすっぽ抜けさえなければなぁ~」って感じだったのに、このザマよ、悲しみ。

皆さんは早々に他の課題に移動していたので、SSKもそこへ合流。

みんながやっていたのは変人一級。神の瞳に来る道のとこにある。

左側にあるちょんちょんってあるそこそこいいポッケでセパレートスタート。しかし、そのポッケの下にスタンスはないし、そもそもポッケが低いので、右足は右側にある棚ガバにヒールフック(またはトーフック)しなければならない。そこから、ヒールかけた棚に右手出す。一手目が取れればほとんど終わりで、あとは棚に立って七級くらいの短いスラブをこなせば終わり。

SSKがついたころには、ONDさん、ねもちさんどちらも落としていて、ちゃんさくを残すだけだった。しかし、ねもちさん曰く、「一級は絶対にない」とのこと。SSKは昨日キングチョックレフト一級を落としたこともあり、調子に乗っていたので、軽く一撃するつもりでトライ。

しかし全く一手目が出ず。というのも、他のみんなは、左足で立って、右足はヒールで、腰を浮かせてスタートするんだけども、僕は手足が長いので、そうしようとするとフックが効かないので、どうしてもケツをつけてのスタートになってしまう。しかし、そうするとケツをつけた状態からポッケのみで体を引き上げなければならず、これかなり悪い。リーチが裏目に出ている…

SSKが苦戦しているうちに、上のスラブで苦戦していたちゃんさくがついに完登し、なんと一級クライマーに。残すは僕だけになってしまった😁

しかし、ここでねもちさんが、ねもちさんたちのスタート方法があっていたのか疑問を呈する。なぜなら、トポには一応「変人 一級(SD)」って書いてあるのだ。SDというのは皆さんご存知のとおり、「sit down」の略で、多くの場合ケツを地面につけてスタートすることを示す(しかし、元々はスタート位置が低いことを示すためにつけられたもので、同じ位置なら腰を下さなくてもいいという話もある)。ねもちさんたちはスタートする際にケツをつけずに左足で立っており、これでは厳密にはSDにならないのではないかという可能性が生じたわけである。試しにねもちさんONDさんもケツをマットにつけてスタートを試みるも、そうなるとそもそも右足が届かずヒールフックできないっぽい。

ついでにかちゃさんも合流して変人にトライ、かちゃさんも余裕で落としてた。

過去にこの課題をやったことあるN カタさんにねもちさんが聞いてみると、やはりNカタさんは腰をつけてトーフックしてスタートしたらしい。しかもめっちゃ雨降ってるときにやったとか。わろた。

ということで皆さん納得いかないようで、ちゃんさくも「落としてない」ことにしたらしい。

しかしSSKはそもそもそのスタートができないので全く関係ないので困った困った😅泣きそうになりながら、結構なトライ数を重ねた。そして、はじめに右手で棚ガバではなく、二手目で取ってたアンダーガバに左手を出せばいいことに気づき完登。自分的には一級あったと思った。

次は一筆岩。石楠花のめっちゃ奥にある。右下から左上にすらっと抜けるきれいなクラックが特徴的で、このクラックをそのまま使って登る一筆という初段がある。その左に達筆という三級がある。とりあえず一筆からトライ。一筆は本当に初めはクラックしか使えるホールドしかなくて、両手クラック、右足クラックにスメア?左足なしでスタート、みたいな感じ。SSKは離陸するだけで精一杯、というかほとんど離陸できず。離陸したらクラックの上にある棚っぽいのをとりに行くんだけど、そのワンムーブが死ぬほど悪い。やっぱこういう一発ものの初段とかってだいたい地雷だよな~。

次に達筆三級。足元の切り株に立って(結構上まで届く)、微妙なカチマッチしてスタート。ポッケと棚が合わさったみたいな変なホールドがあるが、これを一手目に取る人もいるし取らない人もいる、たぶん。全体的に持ててて乗れてればできる感じのする課題。僕はできませんでした!!!!

次に流れ岩、というか流れの中に一級。探検部員最初の一級といえばこれらしい。みんなやったことあると思うので、ムーブの話は割愛しますが、いい課題ですね。SSKはこういう課題がジムにあったらめっちゃ好きなんだけど、こいつにはちょっと苦戦してしまった。スタートのガバカチに左足上げて乗り上がるのがたぶん定番のムーブなのだろうけどSSKは硬いからなのかリーチのせいなのか、そのムーブが驚くほどできず、結局カンテ(?)を抑え込みながら下部をクリアした。マントルも人によっては核心になりうるらしいが、ガバカチに乗った時点で、SSKの腰の位置は普通の人よりだいぶ高いところにあるので、これはすんなりいけた。

流れの中に 一級

ねもちさんも過去に落としたことがあるとのことだったが、そのときは上の邪魔な木を使った疑惑があり(もちろん使っていないが、使ったんじゃね?と言われたらしい)、文句なしの完登をするためにトライ。文句なしの完登をしていた。あんまりみてなかったけど(すんません)ONDさんも落として、残るはちゃんさくだけになったが、やはり下部に苦戦して落とせず。また次がんばりませう。

1430 崩壊岩(ギガント)

SSKのわがままでまたギガント。今日は初日に比べだいぶ状態はいい。人もそこそこいた。ONDさんとSSKでとりあえず様子見。

ちゃんさくはキングチョックライトにトライしていた。結構惜しそうだけど、やはり上部の無限にカチを飛ばすところが難しいよね。わかる。

キングチョックライト三級をトライするちゃんさく

結論から言うとSSKはギガント敗退。あらゆるムーブがハマらなかった。正直言うとリーチもあると思うけど、だとしてもやりようはあったと思う。なんかボルダリング って難しいですね。ONDさんはきっちり落としてました。強い。

1900 撤退

テントを撤収しいざ撤退というところ、となりを見たことのある顔の女性が通り過ぎていった。俺が「あれ尾上彩さんじゃね…?」と思っていたら、同じくテン場にいたかちゃさんが「今の尾上彩さんだよね!!!??!?」と興奮して走り回っていた。かちゃさんが話しかけたところ、クライミングの動画をまとめてYouTubeなどにアップしている「クライミングチャンネル」の運営の方も一緒だったらしく、その人らと写真を撮ってもらっていた。いつも思うけど、コミュニケーションパワーがすごい。

余談だが、かちゃさんがファンタジー岩のGoマントル三級を登っている動画をクライミングチャンネルに投稿したところ、採用され、クライミングチャンネルのYouTubeチャンネルに載ったらしい。この動画、めちゃめちゃ面白いので見てください。クライマーではなくスポッターにご注目。

2300 快活クラブ

今日はネカフェでゆっくり休み、明日は一日レストの予定。

SSKはネカフェに泊まるのは初めてで、なんか遠足みたいな感じで面白かった。飲み物を色々飲んだけど、梅昆布茶がおすすめですね。あとオープンしたてなのもあるだろうけど、スタッフの人たちがやたら忙しそうだったのがおもろかった。頑張ってください。

5/4

0730 出発

今日はレストで、テントでゆっくり寝る!…予定だったが、SSKが登りたいと言い出したせいでなんか登ることになってしまいました。特に運転のONDさん、ありがとうございす。

文字増えしりとりをした。

リス→スイカ→カランバ→バスケット→トーク履歴→奇想天外→いいだしゅうじろう→ウガンダ共和国→クラック講習会→イージードアクローザー→アンティキティラ島の機械→いといがわはくれいこうこう→嘘つきは泥棒の始まり→臨床心理学研究室→対馬野生生物保護センター→アイドルマスターシンデレラガールズ

アンティキティラ島の機械といいだしゅうじろうがファインプレイ。

途中、なぜかインスタにメッシさんから「外岩イギダイッ!」との謎のDMが送られてきた。ついに変になってしまったか、と思ったが、ストーリーと間違えてDMを送ってしまったらしい、お茶目😉

1100 恵那 里エリア

入山受付所にて協力金をねもちさんに払っていただき、いざ笠置山。今日はとりあえず里エリアに向かう。

里エリアの駐車場にもでっかい岩があったので、登ってやろうとしたら、なんとその岩にも「パーキングロック」という名前がついていて、課題があるらしい。笠置山ってすげー。

まずはペンギン岩🐧!

ペンギン岩はマジでペンギン。こんなにペンギンに似てる岩これ以外に無いと思う。

皇帝ペンギン初段が目玉の課題で、他にもペンギン三級がある。

SSK&ちゃんさくはとりあえずペンギンにトライ、ねもちさんとONDさんは皇帝ペンギンにトライ。

ペンギンは皇帝ペンギンの下部を逆行する感じ。スタートが低くて奥まったところにあり、またそのときはペンギンをトライしてる人が居らず、そこにいた10人くらいがみんな皇帝ペンギンをトライしていたせいで、ペンギンのスタートはマットもりもり状態。離陸してもマットが背中についちゃう。

なんとか離陸し、まあなんだかんだあって落とした。中盤のデッドが悪い。スタンスも手で使えるホールドもそこそこあり、たぶんいろんなムーブが考えられるいい三級、という印象。

皇帝ペンギンのほうはちょっとしかやってないのでわからないが、見た感じ楽しそうだった。今度きたらやりたいです。

1300 空豆岩

ペンギン岩よりちょっと下の方にある空豆岩に移動。目の前にすごいでかい岩があって、最初はこれもやりたいね~~となったが、下地が斜めっていたり、そもそもハイボルダーなこともあってやめた。

空豆岩はとても小さい岩で、三本ほど簡単な課題があり、SSKはさや三級をやった。結局できなかったのでよくわからないが、そこそこ良い斜めの棚っぽいのをマッチして、左手で右にある棚を取りに行くんだと思う。この一手がとても悪く、足もほとんどスメアだし、真後ろに木があって頭ぶつけそうになるし、そもそもスタートが狭いので、SSKは苦手だった。もともと様子見程度のつもりなので、みんなそんなに張り切っていなかったので、ここではあんまり成果はなかった。

1400 撤退

今日はもともとレスト日なので早めの撤退。

1500 かんぽの宿

このへんだったらかならずかんぽの宿らしい。入ったら券売機が壊れてて、謎のおじさんにお金を渡して入場した。

謎の草が浮いてる変な風呂があったり、霧モックモクのサウナがあったりで楽しかった。射的もした🔫

1900 楓林閣

中華料理屋。五目ラーメン的なやつをか食べた。ちゃんさくが注文まだ決まってないのにいきなり店員さんを呼ばれた😡と怒っていました。

2100 就寝

水を組もうと水場に行ったら、そこら中からカエルか何かの鳴き声のような声がする。近づくと止んだり大きくなったりする。正体を暴いてやろうと色々な方法で声の主を探すが、結局見つからなかった。代わりにカニを見つけた🦀

5/5

0530 起床

スーパー早起き。

0700 笠置山入山受付所

0730 エルの岩

昨日は里エリア、今日は大岩コケエリア。エルに来る途中にレッドブルとかエグゾディアとかかっこいいでかい岩があった。いつかこういうのやってみたいなあ。何年後の話だろ。

エルは有名な三級らしい。たしかに見た目もよく、いい感じの傾斜で、ホールドも多彩で楽しそう。

ねもちさんがトライしたのを見て、SSKはエルをフラッシュ!やったぜ。上部のスローパーっぽい外傾した棚を保持するところが悪かった。ヒールとかも使えて嬉しい。ONDさん、ねもちさんも完登。

その後SSKはエルム二級にトライ。エルの左側からスタートして、トラバースしてエルに合流する。スタート方法がわからず若干苦戦したが、人の見てやったらできた。その人というのが、結構強い方だったんだけど、なぜか探検部を知ってる方で、UCさんとかNカタさんとかを知ってる人だった。誰だったんだろうか。

エルムはめっちゃ面白い課題で、リーチを生かして登れるから楽しかった。

エルム二級を完登するSSK

ONDさんとねもちさんはエルエルをトライしていた。エルエルはエルムとは逆に、右側からスタートして、エルに合流する課題。ねもちさん曰くとても簡単らしく、完全に核心はエルの部分なので、エルができればできるらしい。

ここでSSKはうんこをしたくなったので、トイレのある駐車場まで登って行った。駐車場には、工事現場とかによくあるような縦長の仮設トイレが二つあった。入ると、なんとトイレットペーパがなかった。うんこする前に気づいてよかった~~と思いつつ、隣の仮設トイレに入った。活動の朝なので、うんこはたくさん出た💩

うんこ拭いた手で岩を触るのは岩に失礼だし、ついでに普通に汚いので、トイレ近くの水道で手を洗おうとしたら、なんと水が出なかった。近くにいた女性に水が出るとこを聞いたら、めっちゃちょろちょろ出てる湧き水みたいなところを案内してくださった。そこで手を洗おうとしたら、足元の岩が崩れて結構ドンガラガッシャーンってなった。大変だった

1140 ウォールフラワ

ウォールフラワてなんか進撃の巨人にありそうですよね、ウォールマリアみたいな。

ここではみんなめっちゃ寝てた。誰がトライしてたっけ?て感じ。めっちゃ虫がプンプン寄ってきて大変だった。虫は人間がはく二酸化炭素によってくるから、息を止めれば虫はこなくなりますよ、と言ったらみんな息を止め始めた。あんまり効果なかったらしい。

ここはトラバースの課題が多く、だいたい一番左からスタートするんだけど、抜けによってグレードが変わる感じ。一番短いのが一番簡単で七級、次が三級、次が一級/初段。

課題は七級しかやってないのでどうとも言い難いが、とにかくホールドが尖ってて痛い。勘弁してくれ~~って感じ。我々が岩を前にしてgood sleepしてる間に、小学生くらいの男の子とその親が一級の課題にトライしていて、なんて素晴らしいんだろう、と思いました。

1400 ルーフルール

アプローチが難しい。難しすぎて、ねもちさんはサンダルを奈落の底に落としてしまいました。

ここは岩が隣り合って二つあって、どちらにも課題がある。でかい方は一級とか初/二段とかあるんだけど、高いしラインも正直よくわかんなかった。ので、とりあえず小さい方(そんなに小さくないけど)のノムールにトライ。トポにはノムールは二級で、SDだと一級って書いてある。とりあえず二級だと思われる方にトライ。

ルーフの中にでかい棚?みたいなのがあり、そこ右手、ルーフを出たとこにあるカチ左手でスタート。で、そのルーフとフェースの境目(これなんて言うんだろ)にあるホールドを繋いで、船でいう舳先の方に向かって、最後に直上する課題。スタートとかあってるのかはわからないが、普通に楽しい課題。

トライしている途中、ちっちゃい女の子と小生意気な男の子、そしてその両親と思われる男性と女性が来た。男の子とお父さんは、僕らのやっていたやつのSDをやっていた。SDは結構悪そうだが、見ててムーブは面白い。お父さんは迫真のトライを続けていた。ONDさんは東海オンエアを見てた。

そうこうしているうちに雨が降り出してしまった。そんなにひどい雨ではなく、またノムールはルーフで濡れない位置にあるホールドが多いため、まだできると思い続行。

ねもちさんは上裸でめっちゃ惜しいトライをするも、完登ならず。SSKは最初の方のヒールがハマらないのと、その三手先くらいのデッドで苦戦。ONDさんはSDの方のノムールを触ってた。

ノムールを気合い入れてトライするねもち

みんな結構惜しいトライはあったけど、どんどん雨が強くなってきて、マットがびしゃんこになってしまったので撤退。

1600 撤退

1800 かんぽの宿

2030 就寝

5/6

600 起床

0750 笠置山入山受付所

受付所には昨日はいなかった女性の方がいて、オリジナルのチョークバッグやトポ、笠置山の情報やクライミングのことが載ってる雑誌などを売っていた。ねもちさんは事前にかちゃさんにチョークバッグを買って行く約束をしていたらしい。ねもちさん自身もなんか可愛い柄のチョークバッグ買ってた。SSKも、腰つきチョークバッグに入れるぽんぽん見たいなやつ買おうと思ったけどやめた。

0830 常盤岩

常盤岩は、里エリアの駐車場からも見える、小川山で言う玄関岩的な岩(たぶん)。恵那ってこういう、岩にジャムできないくらいのクラックが走ってて、そのクラックとクラックの間で岩がもこってなってる岩ばっかですね。岩っておもしろ!!!!

常盤岩は横にながい岩で、七級から二段まで課題がある。とりあえずみんなでアルファっていう四級をやった。SDで、ホールドはどれもわかりやすいが、初めの方の足が良くないのと、若干距離が遠いのとで、少し悪く感じた。これもジムっぽい課題かも。

次に常見三級。常盤岩は「ときわいわ」だが、常見は「じょうけん」らしい。多分。アルファの若干右からスタートし、常盤岩正面から見て左にある顕著なルーフの上のホールドをつないでトップアウトする課題。二手目で左の遠いスローパー気味の棚にデッドするところと、そこからさらに奥にあるツノみたいなスローパーにデッドするところが悪かった。これも面白い課題。SSKとONDさんとねもちさんは落とせたが、ちゃんさくは落とせず。エルのときもだったが、高い足にヒールするのが苦手らしい。頑張れ。

常見三級をトライするねもち。

1100 卵殻岩

常盤岩のそこそこ近くにある卵殻岩へ。卵殻岩には、カラザ五級、ロテン二級、小山田大初登のカケナガシ初段がある。まずは手頃なグレードのロテンにトライ。しかし、驚くほど一手目が悪い。こんなカチあるん?!ってくらい薄い。マジで全く止まる気がしなかった。カケナガシはたぶんこの一手目を止めてから右に抜けるんだろうが、どうやるのか見当もつかなかった。ということでここでは特に何もなし。

1220 積木岩

結構上に上がって積み木岩へ移動。積木岩は名前の通り、岩がボコンボコンしてて、下手くそな積み木のような見た目をしている。大きく突き出したルーフにほとんどの課題がある。

人の岩なので、着いた時点で結構マットがあり、どの課題をやっても大丈夫な感じがあった。様子を見ながら、とりあえず積木一級にトライ。積木は、垂壁部分からスタートし、ルーフにあるカチを経由して、ルーフを抜けてマントルを返す課題。エイトグレードのバルジの正面のような感じ。とりあえず一手目を出そうと試みるも、足をどこに置いたら良いとかがよくわからず苦戦。一手目ではまず垂壁とルーフの境目にあるガバクラックを取りに行く(あるいはその間にある小さいカチを経由する)のだが、いろいろ選択肢はあるものの、足の位置をうまく決めれない。ONDさんはカチを経由してクラックは取れていた。

ねもちさんはジェンガ初段と、その抜けの雨宿り三級、ちゃんさくは奥にあるレゴ四級をやっていた。

積木岩にもともといたおじさんは、どうやらジェンガをやっているよう。手にたくさんテーピングを巻いていて痛そうだった。何度か上部で失敗していたが、最終的にはものすごい集中力で落とし、岩の上で雄叫びをあげていた🦁

SSKが積木の初手で苦労していると、ねもちさんが何か言いたそうにニヤニヤしていたので(そんなことはない)初手の取り方を訊いた。すると「ももバーだよ」とのこと。ニーバーじゃなくてももバー?しかもまだ垂壁なのに?よくわからなかったのでねもちさんに実際のムーブを見せてもらった。すると、右足側にあるのっぺりとした岩の側面に右足を置き、右足の膝(というか太もも)をスタートの棚に置き、とてもスタティックで簡単そうにクラックを取っていた。衝撃⚡️!!試したところ、行けそう。ねもちさんはそのままジェンガをやったが、普通に下部が悪そうだった。

How To ももバー

ONDさんはどんどんムーブを解決し、そのまま積木を落とした。さすがっす。SSKも、一手目が解決できれば上部はあまり問題なかった。特に、ルーフのパートがあるから普通は1度体が水平になると思うのだけれど、SSKは体が長いので、下足からルーフの先まで届き、だいぶ楽だった。ルーフの抜けた先も、足をあげてからも結構悪いが、落ち着いていけば問題ないと思った。何度かバラして完登!今回たくさん一級落とせて嬉しい😊

途中、僕らより一回りくらい年上の男性グループ四人が積木岩にきた。聞くと、いろんな地域から集まった人たちで、なんと8GRADEのことを知っているらしい。過去純也さんにはお世話になったらしく、新潟大学探検部のことも知っていた。世界狭え~~。結局誰だったかは覚えてないが。

時々、頭上10mくらいから「ギイィィィィ」という、アマゾンにいる極彩色の怪鳥の鳴き声のような、あるいはコナンくんのCMに行くときに扉が閉まるような音が聞こえてきた。見たところ生き物は確認できないし、なんなんだろうと思っていたら、どうやら、木に絡みついた蔓と木が風でこすれあう音だったようだ。これ夜に聞こえてきたら怖いだろうな。

SSKが積木にトライしている間、他の皆さんは、極近い「ヒラリ岩」で登っていた。SSKは一度も触ってないのでよくわからないが、曰く「ハネ」という三級がとても面白いらしい。確かに動画をみせてもらったところ面白そうだった。

1700 撤退

最終日なので早めの撤退。

2400 部室着・解散

ONDさん運転お疲れ様でした!!!汚くしてしまってごめんなさい。

成果

SSKは結構成果のあった活動だった。また、長い日程ということもあり、トライのペース配分などを考えなけれならなかったが、昔に比べたらそういった面も成長したと思えた。ONDさんとねもちさんありがとうございました。

追記  SSKがこの報告書を5ヶ月提出しなかったので部費は24000円増えました。やったね(反省)。

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