長良川ファンラフ【2023.7.21-23】

共同装備ボート(コロラド2、ダッキー1) (前日の水位や天候に応じて変更)、ポンプ2、電ブロ、パドル(カーボン8、カーライル6)、PFD5、ヘルメット6、ドライバッグ2、FA3、スローロープ2、リバーナイフ8、銀マ14、エスパース4~5人用防水ケース2、ガスコンロ、鍋
個人装備着替え・お風呂セット・フリップライン・シュラフ・ヘッデン・保険証・お金川装備(PFD、ヘルメット、化繊Tシャツ、サンダル、ホイッスル、防寒具等)
服装川を下れる動きやすい格好、暑さ対策を考えた格好
天気両日晴れ、日差し強し
気温7/22最高気温34度 最低気温23度
7/23最高気温36度 最低気温25度

【合宿 1 日目】

0:18部室集合
0時にならないとハイエースが構内に入れず少し手間取る。

0:35部室発

0:50セブン
コータローカー給油。セブンのアイスコーヒーをキメる。

1:49米山SA
順調に着。

2:05米山SA発

2:57蓮華寺着
神林さん合流。コータローがキロ5を放棄し代わりに睡眠の権利を得る。

3:10蓮華寺発

4:24城端着
薄明かりの空に聳える北アルプスが綺麗だった。

4:40城端発

5:25道の駅みなみ着
身支度、準備。既に暑い。

5:45道の駅みなみ発

6:10スカウティング開始【新美並橋水位 0.29】
途中でヤナバ、美人をスルーしタイムロス。

懺悔


トッポギは途中右岸に向かうルートを選択。Caliは左岸に行く模様。
がん右エントリーで船左向けておにぎり岩右エントリー。
次の岩左で川を横切るようにがん左に岩に吸われないこと。
左アングルをキープし、しっかり横切りきること
最後核心、2段落ち込みになっているのでV字エントリーしっかり

ケムシ

川中左エントリーからの滑りを避ける形で黒色ラインを通る。最後吸い寄せられないよう気を付けながら岩の一本ライン横を通りストリームを利用しながら右岸に寄りすぎないように出る。

美人の瀬

左岸エントリーからすぐ右向けてガン漕ぎ、結果ボートの左スタンが波に乗る感じで。流れに乗ったままだと岩に吸われて、フリップするため、左ガンバでバックウォッシュでフリップしないよう左リーンかつ左ラダー、場合によっては右スイープ。

ヤナバ

Wの左V字エントリー、前に見える岩右端アングルで流れの右半野乗せ、吸われすぎないようにしっかりV字エントリーして流れから離れないようにしつつ、最後岩に吸われないこと

三段の瀬

メインストリームに合わせ基本右エントリー。ラインと角度をキープすることを意識。

一段目
V字川中ちょい左エントリー、アングル左で。

二段目
ホール半乗せで右に吸われないように、ラインアングルともに左目で、左スカー入れるかも。

三段目
エントリーV字真ん中、メインのストリームが左に移るのでそれに合わせ左出、ラインは前よりも左取り

9:00降下準備
回送に少し時間がかかる。グモのバーストに注意。

11:00降下開始

1 、OBグモ(神林さん、まえしゅんさん、よこしんさん、おうたさん、滉己、真人)

2、 緑グモ(吉田、茶山、大森、近野、大己、佑輔)

三段の瀬

 ◯1本目感想
二段目アングルは良かったが、ラインが左過ぎた。
左に寄せられることを意識し修正できた。

円空
序盤左寄せられたが修正 
フィニッシュはボイルに巻かれて減速り
最後ちぎらなくてもストリームに乗せていけた

12:10 ふれあい広場
お昼ごはん、コンビニで買った冷凍チャーハンを食らう。自然解凍も意外と行ける。

13:20 午後降下開始

●ヤナバ
最後右ラダーいらなかった
左ラダー遅かった

●美人の瀬

もう一本ライン左を攻められたかも
結果ストリームに乗り続けられたのでや良かった
川中エントリー過ぎてスタックしかけた
フィニッシュに向かうラインが取りにくい
膨らみすぎⅳEAから中盤のコースは改善の余地有り

●ケムシ
もう少し右エントリーで流れに乗ったまま進入したかった。核心部は波を捉えてアングルをぶらさないこと。

〈フェリー練習〉
波の谷山と自艇のこぎ力を考慮した上でエントリーする。船を立てる角度は流れに対し30~40度ほどか?リーンは思っている以上に大きくしないとリーンにならない。反対側気室を押し込む意識で。上流側バウ、スタンラダーが機能不足。タイミング、掛け量ともに甘く流されている。全身を使って役目を果たす。左岸→右岸はコツを掴めたが、右岸→左岸同じようにならない。左右の乗り手が違うのだから上手くいく方いかない方の特徴を分析できれば、水量や川が変わっても再現性が高くなる。
途中、フリップ後右岸大岩のアンダーカットに巻き込まれそうになった時があった。昨年の長良も同様に危険な状態になったため、危険な箇所でフリップしない、巻き込まれないようセルフレスキューを心がける。

●懺悔
エントリー右岸、その後左岸ラインに乗りつつフィニッシュまで左岸寄りでメインストリームに乗り続ける。アングルはおにぎり岩を終始目標にすると結果いいラインで降りることが出来た。
その後のトロ場でCaliと距離があく。前が瀬に入る前に近づこうとしたが、商ラフの列に遮られ、ボート間で艇間がさらに空いてしまい、迷惑をかけた。混雑した状況ではピタッと前の艇の後ろにつけて離されないように。

15:40降下終了、片付け
初日降下後、ODSSの方から降下の仕方、マナーや安全について注意を受けた。次回以降の参考に。

長良川は鮎釣りの方や商業ラフの方など様々な目的の方が利用している。そのため利用にはお互いに配慮しなければならない事項が多くある。詳細は過去の報告書、または長良川注意点(2022年度版)を参考にしてほしいが、今回新たに指摘を受けたことに関して記載しておく。
 
◯1日目商業ラフティングの方から指摘を受けた事
・スタート地点は左岸からではなく右岸のビーチを使うこと。
→釣人がアプローチし易いため、よく左岸にいる
 
・懺悔にて、左の釣人を回避する。
→商業ラフティングの流れに合わせる
 
・三段の瀬、何回も繰り返し降らない。
1日一本まで
 
・先週まで水量が多く久しぶりの釣日和だったため、釣人もピリついているかもしれない。
お互いに配慮し合うこと。
・急に釣人が出現することもあるので、積極的に警笛を鳴らすこと。

16:20 ODSS駐車場発

16:25 子宝の湯着

18:20 GENKY曽代店着、買い出し
みんなで自炊しよう派、各自でいいじゃん派に分かれる。結局ご飯物は各自で用意し、焼きそばを作ることに落ち着く。神林さんがお酒コーナーで不敵な笑みを浮かべる。

18:40 GENKY発

19:35 ODSS駐車場着、幕営、夕食
自炊しつつ設営。テント本体とポールの長さが明らかに合っていない。焼きそば旨し。穢れと業を精算するため禊の儀を執り行う。死亡。

22:00 各々就寝

【合宿 2 日目】

6:00 起床
惨事前にさらなる業を背負ってしまったことを理解する。

7:05 ODSS駐車場発

7:30 スカウティング開始【新美並橋水位 0.27】
基本一日目と変わらず。水量はわずかに落ちる。

●懺悔
右岸ルート 右岸エントリーまっすぐ、ラストの落ち込み立てて入る
左岸ルート エントリーは10時半で初手後なめりあるからはじめの三角岩大きく右避け、その後の岩2つの間を通って左岸に近づく

8:15 ハイエース迷子

●美人の瀬
昨日より0.5艇分左ラインをずらして攻める

ヤナバ 
右岸の流れに乗っていく、ルートは昨日と同じ

9:20 降下準備
楽しそうな商ラフの人びとで賑わう出艇地点。

楽しそうな商ラフの人々で賑わう出廷地点

11:00降下開始

1 、OBグモ(神林さん、まえしゅんさん、よこしんさん、おうたさん、滉己、真人)
2、 緑グモ(茶山、大森、近野、大己、佑輔)
3、 ダッキー(こうたろう)

※ふれあい広場にて近野途中離脱。けむし越えたあたりで初心者組が交換。

三段の瀬
昨日同様、右ライン攻め

12:25 ふれあい広場着
ここでまさきリタイア宣言。
神林さんに車をお借りし一人ODSS駐車場へ。許さない。

13:45 午後降下開始
まさきリタイアのためここからは塩崎が文責を勤める。ダッキーがあったため、艇メンが各瀬事に変わることが多かった。とりあえず元の艇メンでスタート!

●ヤナバ
最後までストリームに乗れたがラストのでの右カーブに乗りすぎて岩にぶつかってしまった。あそこは右カーブに入るときには流れから切って行くのが正解だと思う。

●美人の瀬
昨日よりも左岸からエントリー。全体的に悪かったところはないがもう少しまっすぐアングルで落としたあと右に切って突っ切った方がよい。

●ケムシ
昨日より水量が少なく、川中の滑り岩がかなり出ていて乗ってしまった。スカウティングの段階から右岸ルートを取ればよかったが朝の水量は昨日と変わらなかったため仕方がない。水量によってどの程度川が変化するか感覚として覚えておく。wwfに活かすために。

●懺悔
昨日は左ルートを取って釣り師がいたので右ルートを選択、これと言って悪いところもなく、いい感じにストリームに乗れたと思う。

懺悔終了後、小さな滝がありオイオイを野郎共で行う。意外に見応えがあり、中には悪魔のような笑いが聞こえる程面白かった。詳しくはCaLiのYouTubeをチェック!

しかしここで事件発生。前駿さんが岩に滑って指を切ってしまった。血が止まらないため、艇メンを変更した。おうた→こうたろうとd2。急いで残り区間を降ることに。怪我には気をつけよう!

アンダーカット

こうたろうがチキリラダーを連発していた。ラフティングは意外とチキって漕ぎが小さくなったりするより大胆にデカい波を掴みにいくなど堂々としたほうがうまくいくことが多い
(適当というわけではない)

15:40降下終了、撤収
まえしゅんさん負傷のため、降下終了後すぐに神林さんカーは郡上市市民病院に向かう。
よこしんさん、ポンプ破損の件でアースシップさんに謝罪に向かう。温情で弁償とかにはならず。
コータローカーまえしゅんさんお迎えのため先発。

16:30 ODSS駐車場発
ハイエース組、よこしんさんと共にゲンキーへ。

16:40 GENKY曽代店着

16:55 GENKY発

17:35郡上市市民病院着
全員集合。補給、ゴミの処理など出発準備。

18:15郡上市市民病院発

19:45城端SA着
茶山ハイエースデビュー。

20:05城端SA発

21:05有磯海 SA 着

2120有磯海 SA発

22:40米山SA着
恒例のサバサンドじゃんけん。 いい笑顔。

23:15米山SA発
ハイエースはえいたとよこしんさんで自転車の話題で盛り上がる。

0:20川朝倉庫着
装備の積み降ろしを行う。

0:45部室着
共同装備計算に時間がかかる。まえしゅんさん、ありがとうございました。

2:45解散
お疲れさまでした!

成果

最高とも言える気温天候に恵まれ、一年生を連れたファンラフティングとしての目的は十二分に果たせた。水量は比較的低かったが、その分ライン取りやコースを考える必要のある降下となり、長良WWFに向けて各個人、また各艇として現状の把握と課題の設定に役立った。

感想

時間や体調を含む自己管理の甘さが全体に迷惑をかけることが多かった。前期反省でも挙がっていたがラフティング以外でのトラブル、不安要素を極力少なくするよう改めて意識する必要がある。 また過去の報告書であったアンダーカットの箇所で危険な状態になることや、フェリー練習で同じフリップを繰り返すことがあった。トライ・アンド・エラーは上手くなる課程で欠かせないが、その中で危険は回避しなければならないし、エラーの回数は少なければ少ないほど良い。同じ失敗を繰り返さないことが今後の上達への鍵の一つであり、そのために試行錯誤の内容に根拠を持つこと、改善に対する客観的なフィードバックが不可欠であると感じる。

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