2026.07.17-21 槍穂縦走

●共同装備

山ステラ、FAK、ロープ、カム(0.1-2)、カラビナ12、ヌンチャク2、240スリング2、 180スリング2 60スリング6、ロッキングカラビナ (スピリット4,アタッシュ4, SMD2) 計10、コネアジャ*2、バグ、ゴープロ、ゴープロ棒 銀鍋、OD缶、ガスヘッド、ツェルト、クマスプレー、ロール

●個人装備

長袖長ズボン、雨具、山靴、靴下、サングラス、帽子、手袋、日焼け止め、防寒着(行動
着、停滞用) コッヘル、ザック、ヘッデン、予備電池、ナイフ、ライター、時計、水、行動食、ビニール袋 携帯電話、コンパス、地形図、お金、モババ、マイナンバーシュラフ、下降器、スリング、環付きカラビナ、プルージック、ハーネス、ビレイグローブ、ヘルメット

●服装

長袖半ズボン 朝はレインウェアなどでレイヤリング

●天気

曇り・晴れ

●気温

5~15℃くらい

●行程

文責:水谷 文人

7/17
19:00
たかけいさん家集合
少しずつ集まった。明日は奥穂高まで行くので早く集合した。
数日前に集まってパッキングするものを確認したり、重さを測ったりして準備をしておいたので装備を積んですぐに出発した。荷物をそれぞれ確認しあうことで必要なものが足りない可能性や無駄なものがないか確認できるので縦走など装備が多く、重い場合はやっておくといいと思う。
今回は周平さんと太郎さんの小槍登攀で使う装備をワイヤーゲートにしたり、ロールを共装にしたりした。軽量化するとともに、共装も分ける。パッキングしたザックを測ってみると、ギア類が入っているのに周平さんのザックは11kgくらい。自分はなにもまだ共装が入っていないのに13kgくらいであった。何が違うのだろう。ザックの重さ自体もあるだろうが、まだ不要なものが入っているのだろう。
しかし、ザックは軽く感じる。山朝での荷重とは違い、体積当たりの密度が小さく重いものを背中側にするようにパッキングすることで同じ重さでも全然違う。
ご飯もこのとき買いに行った。1年生を連れていくときも、先に一緒に買いに行くことで重さも分かりやすいし行動食などにミスが起こりにくいと思う。

23:50 道の駅 宙ドーム・神岡
ここまでにいくつかコンビニに寄って休憩や朝ごはんを買ったりした。詳しい場所は覚えていない。この道の駅で水を汲んだ。
毎回思うが時間通りの運転がすごい。

7/18
0:40
鍋平登山者用駐車場着
上にも駐車場はあるが、有料である。300mくらいしか変わらないのでこっちにしよう。今回は空いていたが、この時間でも埋まっていることがあるらしい。周平さんが時間を決めて準備する。休憩とかでもそうだが、5分、10分単位で先に時間を決めておくことで予定通り出発できる。気温はそこまで低くなく、登りのことも考えてベースレイヤーで登山開始する。

1:05 登山開始
しらかば平駅あたりから今回は登っていくのだが予定していた道が見つからなかったのでつながっていそうな舗装路をいく。少し行くと合流した。1時間、4キロくらい舗装路を歩いた。コンクリートは足に直に衝撃が来るので疲れるが歩きやすいことに間違いはない。

2:10 分岐
登山道として一応最低限整備はされていたのだろう分岐を示す看板が立っている。旧ボッカ道というらしい。ここで初めて休憩した。ペースを保つには、休憩の場所も厳選して休憩する場所で適切な時間休憩することが大事。
ピンクテープも一応あるので、すこし藪漕ぎしながら進む。ふかふかした地面が気持ちいい。ところどころ道が崩れかけている場所があるので注意。
このような道を通る際に大切なのがルートファインディングである。パーティー内でピンクテープがあるか確認しあったりgpsを見たりして確認する。他の登山者の情報も重要である。旧ボッカ道はそれなりに道はしっかりしていたが、最後に沢にぶつかって少し開けたところで沢を渡らずに横の藪を上がっていく必要があるので注意。ここは道が道っぽくなく、そのまま沢を渡ってしまうと道がないのでよく地図を見て進んでほしい。
ここから急登になって滑りやすくなった。身長ほどの笹が茂っており、足元は見えないし、笹についている水滴で濡れるしでとにかく早く抜けたかったので猛スピードで登った気がする。
途中で太郎さんが登山道の土を踏みぬいて沢に滑落しかけた。振り返ってみると、これが今回の活動で唯一のヒヤリハットであった。
フィックスロープが張られている場所もあったが、支点がただの出っ張りで怖かった。ロープは信用しすぎないように。
藪漕ぎでかぶれたり切れたりするので、長袖かインナーを着ていた方がよい。
ロープウェイの道に合流してからは一般登山道を行く。途中で太郎さんが息がしにくくなったと言っていたのでペースを落とした。高山病になる前に、予防しなければならない。
4:30 西穂山荘
山荘ではちょうど登山者が準備していた。ロープウェイで行く道を足で歩いてきたことに少し優越感を感じながら休憩する。
45 出発

55西穂丸山
5;30
西穂独標
ここから鎖場が多く、不安定な石も多くなって歩きにくかった。山頂まで何個もピークがありきつい。今回の中で自分の感覚ではこの独標から西穂が一番怖かった。天気はここら辺までは晴れていた。風も弱くレイヤリングはそのまま行動した。
笠ヶ岳がとてもかっこよかった。
6:17 ピラミッドピーク 47 チャンピオンピーク 7:05 西穂高岳
ここら辺の道は一応一般登山道となっているが、ここからの道とあまり変わらないほど鎖場や岩が多かった。三点支持しながら進んだ。
7:30 出発
ここからは一般登山道ではないという看板があった。ここら辺からガスが出てきて真っ白になった。全体的にペンキマークは多いが、ガレ場や岩場であるためどこでも行けるのでルートファインディングの力が求められる。また、鎖場でできるだけ鎖に体重をかけずに進むことを心掛けた。
あとは落石である。ところどころ落石でみちがかわったのであろう場所が見かけられた。自然に起こる落石にも注意しなければならないが、自らが落石を起こしてしまわないように細心の注意を持って進むことが大切である。
岩場は登るよりも降りる方が難しく、西穂高から奥穂に向かうルートの方が難所が登りになるので行きやすいと感じた。実際、西穂側からの登山者は多かったものの、奥穂からの登山者ですれ違ったパーティーは1組だけだった。有名な逆層スラブは少しホールドが少なく怖かった。これを降りるのはひやひやするだろう。
13:30 奥穂高岳
到着した。8名くらい連れている若いガイドがいた。大変そうである。
9:30 天狗の頭
アップダウンが激しい。体力と少しの登攀能力もいる。
こういう道ではルートファインディングが一番重要だが、2 に体力、3,4,5,に落石、鎖場の通過、登攀能力が重要になってくると思った。(追加で岩の安定性を見極めて、1手1手進めるか。岩は脆いので安全かどうか確かめてからホールドにする、)(パーティの人数。すれ違いが難しく、鎖場などでは進むのに時間がかかるので 4 人以下がいいと思う。ペースを読むのが人数が多くなると難しい。)
11:47 ジャンダルム
今は西穂側からしか登山道がない。奥穂側からもあるらしいが危険らしい。ジャンダルムまでの
道はあまり怖くない。高さと遠くから見たカッコよさが先行して象徴となっているのだろう。
13:00 馬の背
この縦走路の中で一番の難所であろう場所がここだと思う。途中でハイハイみたいになるほど切れ落ちていて、岩もフレークみたいになっていたりして怖く感じた。
晴れていればもっと高度感があり恐怖を感じたのかもしれないが、ガスが出ていたのであまりわからなかった。

途中でなんかぶっ刺さっていたピッケル触って、滑っているライチョウを見た。生え変わりの時期なのか白い毛と茶色の毛が混在していてかわいかった。岩場で滑るほど鈍い。かわいすぎる

14:00 穂高岳山荘テントサイト
山荘について5分くらいで雨が降り始めた。ナイスタイミングである。ギリギリ行動中の雨は回避できた。テントを急いで立てる。テントも行く前に使えるかどうか確認しておこう。
登山靴は雨や露で濡れないように袋に入れて前室に置いておこう。ストックやヘルメットなども前室に置いておいた。ヘルメットはぬれてもいいが、翌朝被るとき冷たかったので入れれるなら靴と一緒に袋に入れてもいいと思った。
急いで立てたこともあり、すこし狭く感じる。やっぱり規定の数-1人がちょうどいい。
穂高岳はテント場2000円。テン泊の人はトイレと水も無料である。穂高岳山荘の水は天命水と呼ばれている雪解け水であり、とてもおいしい。本当においしい。ミネラルや鉄分、塩素を感じない透き通った水である。1日2リットル目安で汲む。
ごはんはチリコンカン丼である。豆500gと家で調理してきた肉などにトマトペーストなどを入れて作った。ガスや水を考えると、あまり煮込むことができず、豆とトマトソースみたいになってしまった。まだまだ改良できる。
山荘では周平さんがジャンダルムTシャツを買うかどうかたかけいさんと悩んでいたが、買った。
生地が薄く、岩場で擦れて穴が空いたらしい。服の選択は難しい。
マーモットの服は生地が強く、全然よれないのでオススメ。パッキング見直すなどしたら就寝。


7/19
3:00
起床
朝はカレーヌードル。たかけいさんや太郎さんはカレーメシを袋にいれて持ってきていた。軽量化である。天命水でポカリも作った。ポカリのうまさに目覚めた。みんな一日1袋分ポカリ粉をもっていこう。

4:30 発
めちゃくちゃきれいな朝焼けと雲海を見ながら出発する。眼下に涸沢のテント場が見えた。カラフルであったが遠すぎる。

5:00 涸沢岳
UNNKAIがいい感じ。
ここからの下りはチェーンが濡れていて怖かった。朝露だろう。3点支持で下りていく。岩場は、濡れているか濡れていないかで難易度が変わる。天気予報をよく確認して雨だったら中止するなどの判断が求められる。
ここから北穂高までの間も同じように岩場や鎖場が続く。すれ違いが難しく、待っているときだった。前向きで岩を下りてきた後ろの人が足を滑らせて滑落した。1メートル下あたりで止まったので良かったものの、一歩間違えば下山完了である。ペースも大事だが、滑落したり怪我しないように1歩1歩ゆっくり行くの一番大事だ。下りも後ろ向きになるなど安全に下りよう。下りを前向きで下る際にザックが引っかかって転倒したりもするので気を付ける。
もうすぐ北穂高のところで太郎さんがナルゲンを拾う。家に帰って煮沸消毒するらしい。
(煮沸したら縮んで使えなくなったらしい。)偽トロルの舌もあったよ。

7:23 北穂高岳南峰
近くに遺灰らしきツボがあった。イエスの像も別の場所にあった。よくわからない場所である。

7:40 北穂高岳北峰
途中に雪渓があったが小屋の人が階段を作ってくれたのか歩けた。
山荘で休憩した多くの登山者でにぎわっていた。

9:11 飛騨泣き

足場が遠く、見えないため注意。ココだけではないが、支点がアメリカンデストライアングルのようになっていたり、信用できないところもある。
長谷川ピークの前のコルで富山大のワンダーフォーゲル部とすれ違った。3連休はさすがに人が多い。

10:10 長谷川ピーク
ケガしてそうなライチョウがいた。手が届きそうな距離で観察していたらハイマツの中に入っていった。怪我してないのにこの警戒感のなさ。これは猿に食べられてしまう。やっぱりかわいい。
大キレットらしいが全然切れていない。南だけだと思っていた岩峰は登り切ってみると名前のない岩峰だった。獅子鼻らしいかもしれない。また別のような気がする。名前もっとつけよう。

11:40 南岳小屋
賞味期限切れセールの缶ジュースを飲んだ。周平さんは炭酸嫌いらしい。もったいない。

12:20 南岳
13:14 中岳
ここら辺はなだらかで歩きやすい。雪渓がたくさん見えた。2週間ほど前だとまだあったのかもしれない。いつか雪渓をすべりだいにして滑ってみたい。決して自由滑落ではない。キャンプ禁止の場所があるほど平らな場所が多い。

14:00 大喰岳
槍までのラストピーク。この後の飛騨乗越を超えたらテント場である。途中ですれ違った登山者がテント場が空いていないと言っていた。えっ、、

14:30 槍ヶ岳山荘テント場
一か所空いていたが山荘に行くと満杯らしい。(結局空いていたが狭すぎてテントを張れな
い。)下の殺生小屋に行くことになった。他にも同じような人がいた。ゴールだと思ったのに追加されて悲しかった。下りなので体に任せて下った。

15:00 殺生小屋テント場
こっちは空いていて選び放題。広めのとこで下地をきれいにしてテントを張った。昨日と違いフライをよく張れたので昨日よりも広い気がする。
ここら辺の槍ヶ岳山荘グループは学割で1000円である。しかし、テント泊でも水は有料。1リットル200円。もしかしたら100円かも。
地殻に岩があり、少し登ってみる。ふーんやるねこの岩。
今日のご飯はウインナーリゾット。チーズがいいね。殺生小屋Tシャツかっこいい。
たかけいさんも買っていたので悩んだ末に買った。色が被ったのはしょうがない。
靴の中敷きを出して干したりもした。天気が良くなってきた。

18:00 就寝
寝ようとしたが暑い。1時間くらいくねくねしてたらいつのまにか寝ていた。しかし、熟睡できなかった。


7/20
3:00
起床
小槍に行く周平さんと太郎さんと一緒にご飯を食べて見送る。(小槍については後で)星が見えなかったのでもう一度寝る。なんか途中でゴロゴロという音が聞こえた。落石か。

6:15 起床
足を伸ばして熟睡できた。疲れも回復した気がする。
外に出てみると晴天である。モルゲンロート見逃した。悲しい。
テントを片付けてゆっくり出発する。

7:50 槍ヶ岳山荘
晴天の中コーラを飲む。最高。ガッシャーを背負った人やインフルエンサーもいた。観光地化されすぎていて(゜-゜)。あんまりこの山荘好きになれない。

8:20 太郎さん周平さん帰還
小槍から大槍は時間的にみて諦めたらしい。ゆっくり休んで大槍に行く。

9:30 槍ヶ岳
小さい子が下ってきていた。よく登れるなーと思った。
梯子で無意識に横を持っていたが、縦じゃないと滑ったときに止まらないと太郎さんに言われた。
確かにそうじゃん。

10:25 槍ヶ岳山荘
下山中に70代くらいのソロおばあさんにとすれ違った。その年齢でソロはすごい。
下山なのでスイスイ行く。途中に水場があり、水をくむ。うまい。

12:20 槍平小屋
ここにも沢の水の水場がある。
途中に雪解けでできたであろう滝があった登ってみたいね。土石流があった跡もあるので、川の近くは危険なのだと再認識させられた。

14:00 白出沢
ここから砂利道。穂高平小屋のところからショートカットできる道がある。
膝を考えずぴょんぴょん下ってきたが、いつか悪くなってしまうのだろうか。

15:20 新穂高温泉
20分ほど休憩してラストの登り。鍋平駐車場まで戻る。

16:11 下山完了
ここで周平さんが今回ベルトを忘れたということを思い出す。そういえば自分2本ズボンあったなー、、。

16:40 ひがくの湯
途中で錫杖岳が見えた。かっこいい。
ここは950円インスタフォローで900円。うまい棒が食べ放題。露天風呂にアカアシクワガタがいた。

20:30 台湾料理昇龍
セット990円だと思って頼んだら夜は+300円らしい。めちゃくちゃ損した気分。
どっかで1時間くらい仮眠。外は蚊で寝れず、車の中も蚊と暑さで寝れなかった。夏はこういうのがきつい。


7/21
2:30
部室着解散
周平さん運転ありがとうございました。行ってみたいルートの1つだったので良かったです。

今回持っていった行動食は1日1500kcal

小槍について(文責 周平さん)

7/20 02:00 起床
高槻とあやとはお留守番だが、朝食は一緒に食べた。
午前 3 時 殺生ヒュッテ出発
前日は槍ヶ岳山荘に泊まれなかったため、わざわざ登り返さなければならない。
道中、激しい音とともに落石が発生した。あんなものに巻き込まれたら、考える間もなく
死んでしまうだろう。音は 30 秒ほど響き渡っていた。暗闇で何も見えなかったが、かな
りの規模の崩落だったのではないだろうか。
今回の目標は槍ヶ岳西稜。しかし予習不足のため、アプローチや登攀ルートをよく把握で
きていない。「行けば何とかなるだろう」という精神で臨んだものの、強い先行パーティ
がいてくれればルートを参考にできて助かるのだが……などと考えていた。
とても分かりやすくアプローチを紹介してくれているブログがあるので、今後小槍に登り
たいと思っている人はこれを見てもらいたい。
https://kyokarakimiwa.com/yari-seiryo/

04:00 槍ヶ岳山荘 到着
前日に軽くアプローチを確認していたはずなのだが、開始 5 秒でいきなり間違った方向へ進んでしまった。元の道へ戻ろうとしていると、大学生と思われる男女ペアのパーティに追い抜かれる。これでアプローチのカンニングができそうだと思い、少し胸をなでおろした。彼らは小槍の南面から登るようだったため、ザレ沢でお別れとなった。(あとから分かったことだが、彼らは明治大学体育会山岳部の方々だった。)
さて、我々は西面から登るのでザレ沢を下っていく。左右の壁はしっかりしており、踏み後に従いながら右に左に壁沿いを下っていく。ここまでの道もよく見れば踏み後があったりしてまぁ違う場所に行くことはないだろうという感じであった。(そもそも、普通に崖なのでほかの道の選択肢があまりない。)ある程度下るとチョンと岩が生えている場所が右手に見えるので、そこからとりつきに向かってトラバースを始める。ここまでは落石に気を付けていればよかったのだが、トラバースは落ちたら普通に死ぬ高さの場所を歩かされる。(ガレ沢下っている途中右手に小槍の基部付近に行ける場所があるがそこでは無いので注意して欲しい。また、あまりないと思うが下りすぎには注意して欲しい。)しっかりとスタンスとホールドが浮いていないか確認しながら一歩一歩確実に進んでいく。正直あまり支点もとれなそうなので、ロープは出さないで進んだ方がよいだろう。トラバースの後、スラブが現れるスラブの基部に向かって下っていくとそこが小槍西面のとりつきである。
04:40 取りつき着
確か錆びたリング2本だった…

今回の持ってきた装備をここで紹介する。
カム(マスターカムワンセット、キャメロット#1、#2)7、スリング(60-6本、180、240各2 本)10、環付き(スピリット、アタッシュ、SMD各2個)6、ヌンチャク2、コネアジャ1、ナイ フ、プルージック1、ハーフロープの片方(50m)、個装…
ここまで荷物を持ってこないといけないので普段は環付きで行っている箇所を普通のビナを使うようにしたりして安全性と携行性を考えた結果こうなった。一番のポイントはダブルロープ1本のところ。めっちゃかるい!!!(たしか2.5kgくらい)

以下クライミング
05:00  1ピッチ目:しゅうへい 5.7、Ⅳ+
最初は簡単なスラブを登る。特にプロテクションは取れないので慎重に進んでいく必要がある。カムは浮石が多くあまり効かず、また、2ピッチ連続で登るつもりだったのでプロテクションを節約しながら登る必要があった。7m位登ると小ハングがあるここがこのピッチの核心だが、ハーケンがそこそこ打たれてる為プロテクションはそこまで心配しなくても良い。適当なハーケンにあるヌンをつけながら進む。基本的にしっかりとした凹凸でないとツルツルで踏めずに滑ってしまう。ハングを超えたあとは登りやすい場所を進んでいくと、ハーケン2.3枚にスリングが垂れてる場所がある。
ちょうど25m位だった、とぽ上の1ピッチ目はここだろう。このまま進んでいく。ルンゼ上の場所をくの字ジェードを目指して登るとナッツがスタックして取れなくなってる場所があり、そのすぐ上にハングから水が滴ってビシャビシャの終了点があった。カムで補強して終了点を作った。
05:40 しゅうへい1ピッチ目終了点着
06:00 たろうさん1ピッチ目終了点着

06:30  2ピッチ目 :たろうさん 5.8-5.9
小槍西面の核心ピッチである。情報によると基本的にくの字ジェードは濡れているらしい、周りの岩が影を作りあまり太陽が当たらないことや、数日前に雨が降っていた事も影響しているのだろう。例に漏れず我々が登った時も濡れていた。
クラックはワイドで右手側にポッケがあるのを最後に濡れてないホールドは消えた。ヌルヌル、びちゃびゃのクライミングだった。ここもハーケンが沢山打たれていたため、プロテクションには困らないと思う。
フォローで登ったがリュックが邪魔すぎてA0してしまった…少し上がるとフィンガーサイズのクラックに変わる。ガバが点々とあるので、足ジャムしながら上がると終了点である。20mくらいの短めのピッチであった、この先は右上なのでここで切るとよい。

07:00  3ピッチ目:しゅうへい Ⅲ
2ピッチ目終了点から右に回ると傾斜が緩くなる。多分どこを登っても大丈夫であろう。探せばプロテクションは取れると思うし落ちることは無いが、浮石に気をつけながらハーケンにヌンチャクをかけながら進んだ。距離的には30-35mくらいだが、傾斜が緩く最初巻いてビレイヤーが岩の裏側にいるような場所が終了点だったためかなり声を出してもかすかに聞こえる程度で意思の疎通が少し大変だった。
07:30 トップアウト
大槍や裏銀座をバックに記念撮影をした。
正面には槍ヶ岳の西陵が見え、行くか迷ったがちょうど同じくらいのタイミングで南面から登ってきた明治の人たちが懸垂の準備をしており時間がまだかかりそうであったのと、小槍の西面だけでもかなり満足できる内容だったため今回は小槍を懸垂で降りたのちアプローチを遡行して帰ることにした。また今度チャレンジします!!!

懸垂下降
下降点は無数の捨て縄があるが死んでるのもいっぱいあるのでちゃんと見極めて使うようにした方がよいだろう。我々は先ほどのパーティがおそらく残した新しめの捨て縄で下降した。今回50m1本だったため一番下まで降りることはできない。小槍と曾孫槍のコルまで懸垂した後クライムダウンして残りを降りた。ちょうどコルまでは25mくらいでかなり装備は最適解であったと思う(カムとかもちょうどよかったと思う)。
ネットには50mロープ2本くらいないと厳しいと書いてあったりもするが、子槍からの懸垂では25あれば足りる。カムもハーケン使えばもう少し削れるかも??(心の余裕を持ちながら登る分にはちょうどいいので適量だとは思う)

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