2026.05.30-31 山寺リードクライミング

活動詳細

●共同装備

シングルロープ2、クイックドロー45、カラビナ24、ロッキングカラビナ12、60 スリング12 、120 スリング4、180 スリング4、240 スリング2、FAK、ヘルメット3 金鍋、銀 鍋、ガスコンロ ガスヘッド、OD 缶、黄ステラ、ハーネス、ビレイグローブ2、熊スプレー、熊鈴、プルジックコード

●個人装備

ハーネス、ビレイデバイス、クライミングシューズ、ヘルメット、スマホ、お金、マイナンバー etc

●服装

半袖長ズボン、半ズボン

●天気

晴れ、曇り

●気温

15℃から20℃くらい

●行程

文責:水谷文人

30日
2:00 部室集合
部室にいつも通り2時を過ぎてから続々と集まり始めた。
荷物を色々出していく。山寺の場所や人数を考慮して少し装備を減らした。
瑛介さんのロープを使うので合計でロープ三本にした。
あっきーは先に免許を取りに山形に帰っていた。帰りはぎゅうぎゅうだ。

2:40 出発
テスト前の土日にクライミングにいく。テストを捨てて楽しもウ、、、ずっと頭の片隅でテストがくるくるしている。一応パソコンで少し復習する。無理だろうなぁー

4:30 道の駅白い森おぐに もう一つどっかで休憩したが忘れた。
インドについて話した気がする。

6:00 ファミリーマート大森店
あっきーを拾って山寺に向かう。

7:00 駐車場着、アプローチ開始
アプローチは石がごろごろした道を20分ほど歩く。石や砂利で滑りそうになるが、危険な道ではない。道が途中で分かれていたりするので迷わないように注意。特に暗いと帰りに迷いやすい。熊の出没情報があったので鈴を鳴らしながら行く。新しい熊看板もあった。
今日は快晴である。とてもクライミング日和のような過ごしやすい気温である。

7:30 岩場着
御前岩のセーフティ(5.10a)に峻平が初マスターをかけた。マスターはクイックドローを自らボルトにかけてその後クリップすることが求められるため一つ手順が加わるだけでなく、遠いため技術が必要になる。さすがに安定して登っていく。4,5ピン目あたりのトラバースが怖い。1テンで終了点まで行った。初マスターは見ている方も緊張する。その後レッドポイントしていた。やはり、マスターとはスピードが違う。

同時にあっきーがデンジャー(5.11a)のマスターをし始めた。自分はこれが2回目の外岩リード(3、4回色々で行けなく)で前回と同じ山寺である。前回あっきーがデンジャーをリードしたときは2ピン目かけれず落ちていたので今回はリベンジである。ピン間は短く、3ピン目までで落ちるとグランドフォールの可能性がある。ムーブを見つけるのが難しく、テンションをかけながら安全に行く。マスターは本当に安全に。1時間以上かけてどうにかTO よかった。
1ピン目2ピン目でテンションをかけていると山寺に毎週いるであろうイケおじが「そこはテンションかけるところじゃないでしょう」といっていた。なんか面白かった。

デンジャーは垂壁ではあるものの、カチを全力で持ったりアンダーで持ったりカンテを持ったり、とにかくムーブが複雑で一つ一つのムーブの強度がとても高い。あっきーの後に登ってみたが、4、5、6、ピンのところがとにかくきつい。側対なのか正対でいけるのか登ってみないと全然わからない。どうにかTO。よくマスターしたなーと心の底から思った。峻平もこの後登っていた。みんな1時間ずつくらいかかった。パンプが1ピン1ピン強くなった。このときから5ピン目とかで落ちると危険だなとうっすら思っていた。

↑dangerにトライする峻平(左)とあっきー(右)

瑛介さんはジキルとハイド(5.11d)に挑戦していた。下から見ても難しさはやはりわからない。TOしていたがとても難しいらしい。

↑ジキルとハイドにトライするえいすけさん(左)と、壱番にトライするはるうさん(右)

はるうさんは仙人堂エリアの逃げまくってしまいました(5.10a)をマスターしてパンプしていた。少しハンモックでお昼寝した後壱番(5.11b)に挑戦していた。全体的にガバらしいがとても疲れそうなルートにみえた。1ピン目前で落ちると崖に落ちていくので慎重にかけに行く必要がある。書くのを忘れていたが、アプローチよりも岩場の中での移動の方が、岩が脆かったり浮いていたり滑りやすかったりするので注意である。
峻平は逃げまくってしまいましたにトライした。ガバであるが途中遠かったり同じくとても疲れそうな課題である。(仙人堂エリアはとても絵になる写真が撮れる)めっちゃ景色がいい。

17:30 撤退

18:00 駐車場着
今日はなんかやる気がなかったのでテレビで紹介されている三州屋というとんかつ屋にした。

19:00 三州屋
さすが人気店少し並んでいた。写真では伝わらない量を感じた。みんなどうにか食べきった。明日の分まで栄養を補給している。

20:30 温泉利用型健康増進施設のぞみ
1 人 550 円くらいで入れる。露天風呂に入るとなんか雪のようなものが舞っている植物の綿だろうがなんか風流を感じた。22時までらしく声をかけられたので急いで出る。
そのままマックスバリューに行き次の日の買い出しをした。みそぱんという山形名物が売っていた。味噌の優しい味がしておいしかった。


22:50 あっきー別宅
いつも天童公園に宿泊しているが、熊が出たらしいので怖い。そしたらなんとあっきーの家に泊めてもらえることになった。感謝感激である。あっきーのお母さんが出迎えてくれた。とてもやさしそうな母である。あっきーに似ているのかな?ワンちゃん(こころちゃん)と戯れたり、あっきーのおじいちゃんが育てているイチゴを頂いたりと、とてももてなしてもらった。布団まで用意されていてこれが活動とは信じられない。なんとお礼すればいいのかわからない。記憶のなくなるように知らず知らずに眠っていた。

31 日
7:00 起床
気持ちよくて眠りすぎた。ゆっくり起床する。予定より1時間ほど遅いがまあいいや。
バナナやイチゴをまた頂いた。お返しにラオス産のコーヒーをはるうさんがあっきーのご両親に差し上げた。おいしく飲んでいただけただろうか。あっきーの祖父母、両親、こころちゃんにまで見送りにきていただいた。深い感謝を伝えて出発する。
あっきーの家族さん本当にありがとうございました。

8:30 駐車場着
昨日と同じくクライミング日和である。

9:00 岩場着
岩場が横に広いので真ん中らへんのみちのくエリアに荷物を置いて岩に登り始める。

2 日目になってしまったが、山寺の岩場は安山岩らしい。板のように取れてくるので落石にも気を付けなければならない。少しルートから外れるとゆるい岩が多いので整備されていないところに行かないようにする必要がある。今回の活動中も、踏んでいたツブがかけたりつかんでいたガバが割
れたりした。今回はあまり重要そうな場所ではなかったが、もし、ルートや安全に関わりそうな場所で岩に変形があったりしたら岩を管理している団体に連絡した方がいい。

あっきーがデンジャーの横のルートであるセーフティを登り、デンジャーにクイックドローをかけていく。デンジャーは強度が高いので疲れずにRPするためである。

あっきー1回目のトライ。ムーブ確認になったが、昨日よりスムーズである。
次に自分も登るが、途中でいったん降りた。ムーブを間違えるとパンプがより強い。昨日のリベンジで峻平も登る。また違うムーブでTOした。この後あっきーが軽量化に軽量化を行い、上裸でトライした。ムーブはすべて頭に入っているらしい。核心を超えて少しスラブに入ったところで勝ちを確信した。RPした。ついにCL条件一つ目である。一度登ってみた身からすると本当にすごい。

この後もう一度自分がトライする。
5ピン目のクリップのとき、ガバを探しにいったり、握り返したりしたことでパンプしてクイックドローも持てなくなって、ピン上落ちになってしまうが、手繰り落ちよりはと思って岩を蹴って落ちた。気づいたときにはすねが逆テラスのような場所に激突して血がダラダラと流れていた。左すねは全体的に傷が深く、右すねは一部だけであった。瑛介さんたちのおかげで適切に応急処置をできた。ありがとうございます。歩けないような痛みではなかったため、活動はそのまま続行した。
今からはカメラマンか、、、。
ぶつけた直後は痛みも表面だけであったが、傷が少なかった右足にとても違和感を感じた。筋肉か何かがおかしい。傷だけでは分からないので自分の体調は自分で管理することも重要である。

(後日、病院に行き骨にひびなどはなかったが、1週間後でも全然治らない。重度の打撲であったみたいである。2~3日たっても傷にはちゃんとガーゼを使おう!)
(昨日もいたイケおじが、デンジャーは核心で落ちるとすねを強打するということからデンジャーという名前であるといううわさが代々受け継がれていると聞いた。実際にすねを強打した人を見たのは初めてらしい。)
今回のけがは、ビレイも判断が難しいため、このように落ちたらいけない場所でちゃんとクリップできる人が登るべきであると感じた。また、もし少し降りれるのであれば下に下がってから落ちるのも距離を小さくできる。また、半ズボンであったためダイレクトにぶつけた。長ズボンやヘルメットも重要である。

↑この上でピン落ちした。4mくらい落ちたのか、、、

以下はあっきーより
「核心でのホールドが悪くて上手くきかせないと持てない上に落ちたら結構危ないから余裕もって登ったほうが良さそう。とくにマスター注意!」

瑛介さんは壱番をマスターして、2回目でRPしていた。壱番のなかで休めるところや弱点をすぐに探し出していてすごい。
はるうさんも何度も壱番にトライしていた。上部が難しそうであった。

昨日のリベンジで瑛介さんはジキルとハイドに挑戦。執念でRP。
以下はえいすけさんより
「下部はデリケートなスラブ、時間帯によっては日が当たりとても登るのが難しくなる。マスターの際はかなり怖くピン上でバランシーナムーブを選択せざるを得ない。上部は5.10dほどのガバ帯だがつなげてくると油断できない。最後まで緊張感のある課題だけに1年越しのリベンジを決められてよかった。」

峻平とあっきーは、トポには載っておらず、「ROCK&SNOW103」に載っているルートである黄昏(5.10d)にトライした。途中の穴までは落ち着いていけば行けそうに見えたが、そこから地味に傾斜しているように見えてそこからが難しそうであった。
以下はしゅんぺいより
「序盤は体の向きを変えながら登ればいける。穴の次からはハングし始める。そこからが核心で、終了点をかけるときのホールドが悪いから気をつけて。」

最後に瑛介さんとはるうさんはトマト(5.11d)に、あっきーと峻平は微笑み返し(5.11a)にトライしていた。
微笑み返しは短いスラブルートであるが足が見つからないように見えた。

トマトは最後にボルダーのようなマントル返しがあり、その前のピンのクリップもとても大変そうであった。

↑トマトにトライするえいすけさん(左)

それぞれ登攀者からの言葉です。
以下はあっきーより微笑み返しについて
「初のスラブリードだったけどなめてた。前腕に余裕できるから登れると思ってたけど足位置とか探してる間にパンプしちゃうしムーブがシンプルにむずい。外岩スラブはジムとは全く別物だからたくさん外いかないとって思わされた。」

以下はえいすけさんよりトマトについて
「ジキルとハイドと同じく普段登っている人をほとんど見ないマイナーな課題。スタート位置がトポでは分かりにくいが、直角ハングの右カンテ面にある。下部はアプローチで核心は上部のどっかぶり。ダイナミックかと思いきやポジション取りが大事でマントルがしびれる課題。今回はRP出来なかったので次回は登り切りたい。」

怪我をしてずっと色々な写真を撮っていたが、やはりトマトと仙人堂のルート登攀はとてもかっこいい。ぜひみんなも登りに来てほしい。それぐらい山寺は雰囲気抜群である。

18:00 撤退
暗くなる前に撤退するべきである。熊もいるしね。

19:50 寅真らーめん
人気店で並んでいた。山形はさすがあっきーの庭である。いろんなお店を知っている。
からみそらーめんで全て味噌を入れたら辛かった。けれどとてもうまい。新潟市と競っているだけあって山形市もらーめん大国である。次は龍上海行きたい。

21:00 道の駅飯豊
時間がたつにつれて右足が痛くなってきた。曲がらない。
dwsの話をした。探検部、いろんなことをしていきたい。

23:00 部室着
またまたもう一つ休憩場所を忘れてしまった。
計画通り帰ってこれた。じゃんけんしてすぐに負けた。しゅんぺいと自分でロープを洗う。その間ジムロープを切っていた。ロープも少しずつ劣化してなくいなっていく。点検も大事である。えいすけさんロープ洗い頑張ってください。

24:00 解散
はるうさん運転ありがとうございました。そしてあっきー泊めてくれてありがとう。あっきーの家族さん本当にありがとうございます!
あっきーCL条件1つクリアおめでとう🎊

↑仙人堂のところからあっきー&しゅんぺい

●成果

小林青羽  壱番5.11bTO トマト 5.11d TO

鈴木瑛介  ジキルとハイド5.11d RP トマト5.11d TO 壱番5.11b RP

酒井彬碩  デンジャー5.11a RP 微笑み返し5.11a M セイフティ5.10a MRP黄昏5.10d 敗退 普通車免許FL

廣木峻平  デンジャー5.11a TO 微笑み返し5.11a 敗退 セイフティ5.10a RP 黄昏5.10d M
逃げまくってしまいました5.10a TO

水谷文人  デンジャー5.11a TO セイフティ5.10a TO

●感想

前回とは違い、登れなかった課題に挑戦できました。
また、リードの判断の難しさについて身をもって知ることができてよかったです。

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