2016年の8月から9月にベトナムのハノイからホーチミンの2500㎞を自転車で走行した際に飲んだビールを備忘録的にまとめました。
ベトナムのだけではなく輸入ビールも混ざっていますが気にしないで下さい。
ベトナムで飲めるビールたち
まず知っておいてほしいのが、ベトナム流のビールの飲み方。
台車による移動販売が基本のベトナムを始めとする東南アジアでは、冷蔵庫なんて高尚なものは無いためグラスに氷を入れ、そこに常温のビールを注いで冷やしてから飲むのが普通。
日本のビールを飲みなれていると驚くかもしれないが、日本以上に高温多湿な気候である東南アジアでは暑い夜に薄味のビールを氷でキンキンに冷やして水のように飲むのがたまらなく気持ちよかったりします。
では私が活動中にベトナムで飲んだビールを紹介してきます。
ビア・ハノイ(BIA・HA NOI)]
ベトナムに着いて初めて飲んだビール。
首都ハノイの名前を冠している代表的なビールで、ベトナム全土で飲める。うっすい味で氷で割って飲むと水を飲んでいるように感じるが、度数は5%と普通なのでガバガバ飲んでると一瞬で酔う。味はクセもなく飲みやすい感じ。
フーダ(huda)
ベトナム中部のフエで作られているビールであるフーダ。隣はフエ名物バイン・ベオという蒸した米粉の生地の上に揚げたエビをトッピングした料理。ベトナムの魚醤ヌクマムに浸けて食べると美味。
個人的には一番味が薄かったが発泡酒のような物足りなさは無く、ちゃんとビールなのでうまい。レストランのメニュー表では他のビールと比べて一番安く売っている事が多い。大体350mlで50円しないくらい。広告は象のマークが目印。
ラルー(Larue)
見切れてしまっていますが、同じく中部でよく飲まれるラルー。一緒に食べたのはホイアン名物の揚げワンタンとベトナム風まぜそばのカオ・ラウ
ラルーはラガービールのためしっかりした味と苦味が特徴で、濃い目な味付けの料理によく合う。実際味が濃い目な揚げワンタンとまぜそばにはベストマッチだった。シンガポールのタイガービールと間違えてコンビニで買うまでがベトナムのチュートリアル。
サイゴン スペシャル(Saigon Special)
ベトナム最大の都市サイゴン(ホーチミン)の名を冠したビール。ベトナムのビールと言ったらこれなんじゃないかと思う。
香りがよく、日本のビールっぽくはあるのだが軽くて飲みやすい誰にでもお勧めできるビール。ベトナム行ったらこれを飲んでおけば間違いない。暑いベトナムの夜にバロットをつまみにしてキンキンに冷えたサイゴンビールを飲んだ日のことは忘れない。飲み過ぎたようでその日から二週間腹が緩くなって下痢が止まらなかった。
いくつか種類があり、サイゴンスペシャルはピルスナーだがラガービール版も売られており廉価版の缶もある。
333(バーバーバー)
日本でもよく見る333。発音はバーバービール。
薄味に加え味も物足りなさを感じたためそこまでグッと来なかったビール。よく聞くためベトナム全土で売っているのかと思いきや北部のあたりでしか見なかった。
ツボルグ グリーン(Tuborg Green)
デンマークのビールのツボルグ。都市部のバーで時々見た。
これに関する感想は、バーにいたビール会社のキャンペーンガールが可愛かったのと隣の席でやっていた合コンらしきものを眺めていた事だけである。まぁ普通においしい。
ハイネケン
おなじみハイネケン。ベトナムのどこに行っても売っていた。
日本で買うとそれなりにするのだが、ベトナムでは350mlが一缶70~80円で売られていてベトナムのビールではないが嬉しくていっぱい飲んでいた。言うまでもなく美味しいっす。
サッポロビール
おなじみ日本のサッポロビール。
タイやマレーシアではアサヒなど他のビールも見たが、ベトナムに進出しているのはサッポロビールだけだったようで、日本が恋しくなった時にレストランで飲んでいた。日本からの輸入ものであるためベトナム産のものと比べて少し割高。
また、サッポロビールがベトナム向けに作ったブルーカップというビールもあるようだが飲めなかったのを後悔している。
最後に
道中いろいろなビールを飲んだため、正直忘れてしまって紹介し切れていないものもあるため一度ベトナムに行って酒盛りしてみることをお勧めします。
屋台で飲めば1缶50~100円、レストランで飲んでも大瓶一本300円もしないので日本で飲む感覚で1人で飲んでいたら会計が安すぎてビビった。ベトナム料理はおいしくてビールに合うので何たのんでも美味しく飲める。特におすすめなのが貝類をニンニクとレモングラスを加えて酒蒸しにした料理で、ビーチで泳いだ後にビール飲んで食べたら幸せすぎて死ぬかと思った。ベトナムは海産物がどの地方でも新鮮でうまい。
ベトナムを始めとした東南アジアの国々は急激に経済成長しているので、物価が上がらないうちに旅しておくのが吉。
投稿者:大和田博斗
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