信濃上流ファンラフ【2021.6.12】

活動詳細

共同装備ボート(グモ2、スーピュー1、アキレス1)、ポンプ2、電ブロ1、パドル26(カーボン22、カーライル4)、スローロープ4ファーストエイド4、リバーナイフ15、PFD9、メット9、銀マ20、消毒液2、防水ケース4、Go Pro、Go Pro棒3
個人装備川装備(メット、PFD、パドリングジャケット、防水ケース、笛、川靴、川靴下等)、防寒着、保険証、着替え、お金、マスク、計画書
服装動きやすい服装
天気晴れ
気温最高26.0℃/最低17.8℃

【水量 宮野原236.41】

前日にハイエースのカギを小川さんから手に入れていたので、コスモでささざきと集合する。今回は1年生がたくさんいるのでいつもの活動以上にうきうきしながら、ハイエースで部室に向かう。

5:00<部室集合>

何人か来てない人がいたが、装備を準備している間に全員揃ったようだ。人数制限が解除されて初めての活動だったので、人数が多く大所帯に感じた。

5:20<部室出発>

ささざき、ゆーさく、りりこさん、やげんじちゃん、ひらそう、とうこちゃん、大和くんとハイエース運転で出発。出発前に運転できる先輩がいないと心配されたが、後藤ももうハイエースマスターになったので完璧なドライビングテクニックだった。(自己評価)

7:00<小千谷セブン>

やげんじちゃん、ひらそうとえりこかーで出発。出身地の話をしているとひらそうがえりこの高校の後輩であることが発覚。今年の1年生は秋田勢がめちゃくちゃ多い気がする。秋田勢に負けないように、来年は多くの栃木出身者を入れたい!(あわよくば、大高生を入れて一緒に大高ストームがしたい笑)あと、やげんじちゃんが2年の川部門でももかが1番まともみたいに言っていたので、メンヘラでしっかりヤバいことを伝えておきました!

8:30<津南町ファミマ着>

水量が低く、宮野原は降れなかったので宮野原の前でボートを上げることに。

8:40<道の駅で着替え>

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13日のささざきの報告書で1年生向けに川の用語を説明している有能報告書だったので、今回はスカウティングのやり方について書いていきまーす(これで俺の報告書も有能報告書に成り上がれるはず!)

〔スカウティングのやり方〕

まず、スカウティングは瀬での危険箇所や波の流れなどを降る前に艇内で共有して安全にかつ速く(レースラフティングでは)、楽しく(ファンラフティングでは)降れるようにするために行う。

ルートを考えるときは、まず避けるべきものが重要。

〈避けるもの〉(上から順に重要)

・岩…スカウティングしているとすぐに見つけることができる川から出ている岩。これにぶつかるとフリップやラップの可能性があり、危険。大きい岩には、基本的にその岩に向かう流れができていて引っ張られるので岩とは少し逆向きのアングルを作った方がいい。(例:水上の法政、信濃の美脚や森)

・なめり岩…川に少し隠れている岩。川の下に隠れているので最初は、見つけづらいが黒い影や周りの流れを見て見つけることができる。これを発見できずに当たってしまうとスタックする可能性大。スカウティングの時だけでなく、降っている途中もなめり岩には常に注意する必要がある。(例:信濃上流の美脚のおにぎり岩前、水量によっては無限にある)

・ボイル…空気を含んだ水がボコボコとしたから湧き上がっているところ。これに巻かれる(ボイルに巻かれると言う)と、流れとは逆の方向など変な方向にボートが持ってかれる。1回巻かれるとなかなか抜け出せない。(例:水上の法政を抜けた後、信濃上流の美脚を抜けた後)

・核心…瀬で1番高低差のある落ち込み。ジェットコースターみたいで楽しいので、ファンラフの時はわざとつこっむこともある。ただ、レースの時は核心が大きい波になっていて当たると大幅なタイムロスになるので基本避ける。核心に対してボートを立てる(6時の方向)にしないとフリップする可能性がある。(例:水上の竜が瀬の最後、信濃上流の小橋の最後)

・白波…空気を多く含んでいるため、他の波よりも白くなっている波のこと。空気を多く含んでいるため、波をつかめず漕ぎづらい。

〔通るべきとこ〕

・V字…川の波がV字になっているところ。周りが白波になっており、通るべきところが黒くなっている。V字は、流れが速いかつ周りが白波で遅くなっているので通った方がいい。エントリーの時にV字に乗ることが多い。(例:水上の水上ウェイブズ)

以上のことを意識して、スカウティングする。スカウティングの流れとしては、瀬の最後の抜ける流れからエントリーする場所を結んだ最短ルートを見つける。そこから、上の避けるべきものを見つけてルートを考えていくといいよー

スカウティングの流れは、こんな感じです。

9:00<スカウティング>

1年生にスカウティングの意味ややり方を説明しながら時間もあるので、いつもより丁寧に進める。

〈森〉

1,右岸側エントリー

2,①は、左岸の岩の間から落ちる

3,①から②の間は、あまり流れてないので頑張って右岸に寄る。

4,②を落ちた後に大きな岩に吸い寄せられる流れがあるので、少し左アングル(6時よりは左向きくらい)をつけて落ちる

5,最後は、左に巻かれないように左は押して右は全力で漕ぐ。右後ろは当たりそうなときは、当たらない程度にラダー。

〈美脚の瀬〉

1,左岸側エントリー

2, エントリーした後のなめっている岩を左避けして、岸左岸でおにぎり岩に向かう。

3,写真のおにぎり岩前のなめりも左避けする。この辺りで少し左に切って左アングルを作る。

4,そのままおにぎりも左避けして、流れに乗って瀬を出る。

〈栄クラブ〉

水量が低く岩が出ているので、スタックに注意する。

1,いつも通り川中右岸側からエントリー

2,①は、Vに乗って出て少し右に切る

3,②も同様にVに向かって進み、Vに乗って出る

4,③もVに乗って出るが、④を左側で抜けたいので③を抜けた後すぐに左側に向かう。 5,⑤をそのまま抜けて、写真のちび岩を左ギリ避けで出る(ごめんなさい、写真では木に隠れてちび岩が見えないです<m(__)m>

〈小橋〉

エントリーの場所を①か②かで議論。②だとなめっている岩にそのまま当たりそうで、①の方が楽に行けるということに

1,川中左岸側の①でエントリー

2,水量が低くスタックしやすいので、浅いところは半パで頑張って漕ぐ。

3,いつもはデカ岩を超えた後に右前が右に切るが水量が低く、流れも右に向く流れなのでそこまで強くなく軽く右に切る。

4,最後の落ち込みにだけ行かないように右避け。しっかり立てる

10:00<出艇準備>

1年生にポンプアップや水掛けの意味などを教えながら準備を進める。ここで1年生が間違えて個装のメットをつけてしまっていたので、2年生はしっかり共装のものを教えてあげる必要がある。また、メガネをかけている人がいる時は銀テも必要なので、しっかりその辺も確認するように!(まぁ、この銀テが奇跡の銀テになるのだが…)流水初めての人には、1つ1つ丁寧に教えていきましょー!ボートに水をかけていると、まえしゅんさんのまえしゅんさんがバーストしそうだったので、水をかけて冷やしてあげた。気持ちよさそうにしていたので、良かった…笑。フローティングポジションなど川の基礎知識を1年生と流水初めてのやげんじちゃんに伝授。

10:30<降下開始>

1st スーピュー(海さん、とうこちゃん、えりこ、さく、風太、かんばやしさん)

2nd  グモ(よこしん、おがわさん、大和、前駿さん)

3rd  グモ(歩さん、ひらそう、ささざき、しょう、やげんじちゃん、ゆーさく)

4th アキレス(まりなさん、おーた、りりこさん、よしのぶさん、しんじ、えいすけさん)

で出艇。

最初の左カーブの瀬は、浅すぎでどこも滑り岩でいっぱいでスタックしそうだったが、何とか大丈夫だった。

最初の瀬が終わったトロ場で落とし合いスタート!初手でやげんじちゃんを綺麗に落とすことができたので、良かった!(口内に負傷をしたが…)1年間先輩から落とされ続け、自分も落とし合いの技術が向上した。先輩にやられたことは、後輩にやっていいと誰かが言っていたので1年生覚悟しといてね!最初のトロ場でグモ相撲もやった。自分は、最初のぶつかり合いで落ちてしまった。グモ相撲で最後まで残った試しがない。次こそは、必ず勝つ!!

同期同士の一騎打ち(勝者まえしゅんさん)

全体力を使い果たす程遊んだので、出発。最初のトロ場なのに遊び過ぎたと思ったが、この後起こったことを考えると結果オーライだった。遊べる時にたくさん遊ぶべき!

〈小小橋(改称:大和の瀬)〉

左岸エントリーでそのまま左岸ルートでいった。最初のとんがり岩に当たりそうになったが、右に切って特に問題なく進むことができた。やはり水量が低く全体的に岩が見えて、いつもよりルートが難しかったがスタックすることなく進めた。

瀬の終わって他のボートを見ると、右岸にボートを上げていた。一瞬美脚のスカウティングかと頭が混乱したが、よく見ると緑グモの右気室バーストしていた。一回全艇岸に止めて、バーストの状態を確認する。見てみると、右気室思いっきりバーストしてへこんでいた。ここで1年生の眼鏡を止めるために取ってきてそのままボートに積んでいた銀テとこの前買ったケーポンプの活躍により何とか降れるようにすることができた。流石にバーストしたのに4乗りするのは無理なので、3乗りグモとアキレスを7乗りの商ラフスタイルに変更。

バーストした瞬間の衝撃映像

1st アキレス(大和くん追加の7乗り商ラフスタイル)

2nd 6乗りグモ

3rd 3乗りグモ

4th スーピュー

で出艇。

〈小橋〉

小橋は、ボートで降っていると目印があまりなくエントリーの場所の見分けがつけづらいが、しっかりスカウティング通りにエントリーすることができた。エントリー後は、カツカツで漕ぎづらかったがすぐ半パで漕ぐことができた。その後もいつもより右に切ることをしなくても、綺麗に右に行くことができた。寧ろ最後の落ち込み前は、いつもより弱くバウラダーを入れても、少し右に向き過ぎてしまった。このくらいの水量の時は右に切るときに思いっきりの操作はいらないと思う。水量や波の強さによって操作の強弱を臨機応変に!

〈電マの瀬〉

電マの瀬は、川中でエントリーしっかりエントリーさえしていれば後はVに乗っていくだけでかつ波も高いのでファンラフにはうってつけの瀬だ。ただ、いつもよりも岩がみえていたので、少し難易度は上がっていた。特に問題なく、Vに乗って楽しく降ることができた。

〈栄クラブ〉

やはり岩がたくさん出ていて、難易度は上がっていた。歩さんが1段目、2段目と声をかけながら下ってくれたので左切るタイミングも分かりやすく、しっかりちび岩を左避けでき、スカウティング通りに行くことができた。前半区間が終わったところで、一回岩下のエディをとって3乗りグモの様子を伺う。小川さんは、ずっとケーポンプで空気を入れていてほぼ2乗り状態で降っていた笑。特に問題なさそうだったので、後半区間を降る。後半区間は、スカウティングができなかったが岩を避けつつ良いルートを通ることができた。

〈美脚の瀬〉

美脚の瀬もスカウティング通りに通ることができた。おにぎり岩前のなめりを左ギリギリで通ったので、その後も綺麗に通れた。左岸側が浅いので、左岸側に行き過ぎるとスタックすると思う。3乗りグモが安全に降れたのを確認してから、美脚の瀬終わりの左エディでスーピューを待っているとなかなか来ない。先輩方が確認しに行くとスタックしていたらしい。その後何事もなく脱出できたらしく、良かった。

後で話を聞くと、美脚を降る前にかんばやしさんがえりこに「リベンジだぞ!えりこ」と声をかけていたらしい…。そんなフラグは回収しなくていいですよ笑。

〈森〉

歩さんがバーストしたグモで降りたかったようで、歩さんと小川さんが入れ替わって森に向かう。エントリーと1段目までは、綺麗に進むことができた。2段目落ちた後は、6時より少し左向けでいくスカウティングだったが、左前のガン押しにより右が死にかける。ちなみにゆーさくは、思いっきりあたっていたと思う。 森が終わった後は、最後のトロ場だったので全力で楽しんだ!

14:20<降下終了>

計画書の2本から1本だけに変更していたが、1本を全力で楽しむことができた。

14:45<着替え>

15:00<昼食>

ファミマでご飯を買ってみんなで食べる。

15:30<津南町ファミマ発>

ハイエース運転で出発。帰りは、過去の恋愛話になった。川の人たちの話は何となく聞いた事があったので、やげんじちゃんの話が特に面白かった。今まで聞いたことのないパスワードが、数々生み出されていた。特に「守備範囲は、山口まで」は、強すぎた笑。ささざきくん見習ってください。

16:55<小千谷セブン着>

無料のアイスが落ていたので、おいしく頂いた。

17:05<小千谷セブン発>

よしのぶさん、やげんじちゃんと神林さんかーで出発。部活や就活など下の話が出ることもなく、比較的真面目な話をしていた。

19:00<部室着・解散> 共装費を精算して、解散。

成果

左前が歩さんだったのもあるが、全体的にスカウティング通りルートを通ることができた。ファンラフだったので、楽しむところは全力で楽しんで、瀬などの集中するべきところはしっかり集中してできた。1年生には、ファンラフの楽しさを知ってもらえたと思うので、良かった。

感想

1年生ややげんじちゃんがいて、新鮮で楽しい活動になった。水量も今までで1番低く難易度が上がっているところが多々あったが上手く降ることができた。1年生はぜひ、今後も川の活動に来てみてくださいー!

今回の信濃上流ファンラフの様子です!ぜひ見てください!

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