布岩トラッドクライミング【2023.4.23】

共同装備シングルロープ4、マスターカム(#1、#2、#3、#4、#5)各 1、キャメロット(#0.1、#5、#6)各 1 キャメロット(#0.2、#0.3、#0.4、#0.5、#0.75、#4)各 2、
キャメロット(#1、#2、#3)各 4、 60スリング×10、120スリング×8、180スリング×4、240スリング×3、カラビナ×18、安環付きカラビナ×19 、FAK
個人装備クライミングシューズ、ハーネス、ビレイデバイス、チョークバッグ、ヘッデン、雨具、お金、保険証、スマホ
服装ギリギリ半袖でも大丈夫
天気晴れ(風は強い)
気温15℃

5:00 集合

5:30 出発
いつもの活動よりもはるかに集合時間が遅いので余裕をもって準備ができた、が家を出るときに鍵がないことに気づいた。結局15分くらい捜索してようやく発見した。そのせいで集合にも遅れてしまった。部室についたときには準備はほぼ終わっていて申し訳ない気持ちになった。何はともあれ多くのギアたちを車に詰め出発した。

9:30 駐車場着
道中通行止めをしている箇所があったが、看板の横を通り無事岩場の駐車場へ。

10:00 岩場着
アプローチは15分ほどではあったが急登で浮石も多くなかなか大変だった。人が歩いたところだけ50㎝くらいえぐれてるので迷うことはまずないと思う。

佐々木さんが Facebook で見つけた布岩に来ているという人が先に来て岩の掃除をしていた。こういう人のおかげで気持ちよく岩を登れることに感謝しながら準備し始めた。
下地が非常に悪く居場所を作るのが難しかった。テーピングの巻き方を教えてもらい登攀開始。まずはようせいさんが練習岩ハンド 5.8 のトップロープをかけてくれた。その後ようせいさんはワンポイントに挑戦していた。練習岩ハンドは次にカイトさんが登っていた。ビレイをしながら見ていたがけっこう難しそうだった。ジャミングとレイバックを半々くらいで登っていた。登り終わったカイトさんはちょっとテンションが下がっているようであった。自分とはらちゃんはトップロープでやってみることにした。

初めてのジャミングであったがイメージトレーニングだけはばっちりだったので登れる気満々だった。というか意外とすんなり登れた。もちろんトップロープではあるが決まった手は全く抜ける気配がなく気持ちよかった。ちなみにルートは前半がハンド後半がフィストで決まるか決まらないかくらいというものであった。自分の場合はちょうどフィストジャムが決まったので難なくであった。はらちゃんはそこで渋っていた。あとで分かったことだがはらちゃんのほうが自分より手が大きいがフィストジャムでは自分のほうが大きいようであった(そんなこともあるんだね)。
クラッククライミングはそういう面でも奥が深いなと思った。

11:30
ようせいさんがワンポイント 5.10a を登り始めた。初めは順調であったが半分くらい登ったあたりからテンションを要請したりと大変そうであった。この課題の核心は登っても登っても終わりが見えないルートの長さであるようだった。結局佐々木さんの励ましによりテンションはかけずに OS した。すごい!!ずっとフットジャムをしていると足がめちゃくちゃ痛いらしい。登攀時間は1時間半くらいであったのでそりゃ痛くなるわと思った。そのころカイトさんは練習岩ハンドで佐々木さんの指導を受けながらジャミングの練習をしていた。すると一回目の時と比べて明らかに上手くなっており満足そうな顔で降りてきた。自分とはらちゃんはトップロープでカムのセットを練習することに。セットの仕方は先輩に教わったり YouTube を見たりしていたが実際にやってみると、サイズ感や決まっているかなどがあまりわからず手こずった。降りるときに回収がてらカムを本気で引っ張ってみたところ取れる気配がなかったのでそこそこうまく設置できたのではないかと思う。はらちゃんも同じくカムをセットして登ることができたので、いよいよリードで登ることにした。三回目ということもあり落ちる気配はほぼなかったので緊張感はあまりなく、丁寧に登ることができた。使ったのは2番と3番の2個だけだった。はらちゃんも難なく登ることができた。

14:00
カイトさんがゼロポイント 5.10bのトップロープと冷や汗ワイド 5.7 のトップロープをかけてくれたので二年はゼロポイントを、佐々木さんとようせいさんは冷や汗ワイドをやることになった。ゼロポイントは途中で狭くなるところも出てくるが少し手を伸ばせばすぐにハンドサイズやフィストサイズが出てくるのですらすら登れた。だが後ほどトポを確認してみると正しい終了点はワンポイントよりも上であるそうだ。道理でワンポイントよりグレードが高いわけだ。
途中まで登ってみての感想は練習岩ハンドよりも長くカムの番手をいろいろ持って行ったので合ったカムをセットするのが難しかった。特に小さい番手は決まったと思っても簡単に抜けたり、逆にスタックしかけたりと大変であった。冷や汗ワイドのほうは先輩たちがみんな苦戦していたが結論としては膝をきめて空いた両手でリービテーション、そしてまた膝をきめるというものだった。膝は交互に決めることはできなさそうなので、同じ膝を上げ続けるそうであった。

15:00
みんなクライミングには満足したので地面を平らにし始めた。大きな石で土台を作り隙間を砂利で埋め、仕上げは柱状節理の破片の平らな岩を敷くことで結構な広さの平らなスペースができた。

危険個所
・アプローチは急登で浮石ばかりなので落石注意。
・この時期は雪解け後で落石が多いのでヘルメットは常時つけておくべきらしい。
・ルートにも浮石が多いので要注意。(明らかな浮石をカイトさんが落としてくれた)

連れて行ってくれた先輩方ありがとうございました。これからもたくさん連れて行ってください。

成果

佐々木さん ワンポイント 5.10a RP
ようせいさん ワンポイント 5.10a OS、練習岩ハンド 5.8 RP
カイトさん ゼロポイント 5.10b(途中の終了点) RP、練習岩ハンド 5.8 RP
はらちゃん ゼロポイント 5.10b(途中の終了点) WP、練習岩ハンド 5.8 RP
タロウ ゼロポイント 5.10b(途中の終了点) WP、練習岩ハンド 5.8 RP

感想

初めてのトラッドであったがとにかく楽しかった。今までとは全く違うクライミングで始めたてのワクワク感が何とも言えなかった。これは絶対にはまってしまうやつだ。

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