(A) 活動概要
所在地 | 山形県米沢市 |
目的 | ファンシャワークライミング |
内容 | 沢登り |
期間 | 2017.7.30 |
(B) 活動詳細
メン バー |
役職 | |||||||||||||||||||
CL
NT |
SL・車IR | 記録NT | 食担
|
装備・車HK | 待機HY | |||||||||||||||
役職以外 | ||||||||||||||||||||
OS、TJさん、NK、YD | ||||||||||||||||||||
装備 |
共装 | |||||||||||||||||||
30m ロープ、ファーストエイド | ||||||||||||||||||||
個装 | ||||||||||||||||||||
ザック、沢靴下、沢靴、スパッツ、ハーネス、グローブ、メット、カッパ、ヘッデン、行動食、水、エマージェンシーシート、下降器、安全環付カラビナ、120 スリング、コンパス、地形図 | ||||||||||||||||||||
服装 | 上:アンダーウエア、長袖(化繊)、カッパ 下:スパッツ、短パン(化繊)、カッパ | |||||||||||||||||||
天気 | 霧雨 | |||||||||||||||||||
気温 | 18-20℃ | |||||||||||||||||||
行程 |
0203 俺氏、部室到着。IRちんに「遅刻ですよ!」と言われる。面目ねえ。
0215 部室出発。車決めをする。 IR氏「OSさんは僕の車ですからね。」はいはい。 キューブ→IR氏、OS、YD アクア→HKさん、俺氏、TJ さん、NK 0220 僕の家に寄ってもらう。GoPro の付属品を取る。 0230 原信。買い出し。 ワイ「OSと二人が良いからってYDおいていくなよ。」 IR氏「だとしても、そっちの車あと一人乗れるから大丈夫ですよ。」 0245 原信出発。 原田「ここ左な気がする」 ワイ「は?ブックオフに行くの?」 原田「ちがーう!!右と間違えたのー!!」 TJ「おめぇ、おもしれえな!」 ワイ「オラ、ワクワクしてきたぞ!」 0250 新通 IC 原「まっちゃんはワガママボディらしいよ。」 TJ「なにそのポケモンの特性みたいな。メロメロボディか何かか。」
HKさん、興奮しているのかバイパスを 100 キロ(体重じゃないよ)越えで飛ばしていく。
ワイ「テンアゲっすわー!!!」原「テンアゲってなに?」 ワイ「テンションアゲアゲ的な。」 原「なんかパリピが使ってそうな言葉だねー」
HK氏がスピードを飛ばしていくが、ワイ&TJ 氏は下ネタを朝から飛ばしていく。だが、要所要所でNKが笑っているのを見逃しはしなかった。さすが思春期くん。HKさんは分からない単語があったら身寄りの人に聞いてね☆
0401 セブンイレブン山形小国町町原店。 IR氏「HKさん、はやいっすね。」 10 分程休憩し、再出発。 原「うわああああああ!!!」 TJ「何何?死んだかと思った。」
途中原田から怒涛の山形推しをされるが、何一つひかれない。良いのは FLAT があること。 何やら「ダリア園」なるものがあるらしく、看板やら旗やらやたら推してくる。 ワイ「きっと魔王ダリアがいるラストダンジョンかな」 原「ダリアって花の名前だよ!!」怒られた。
滑川温泉に近づくにつれて山道が険しくなる。HKさんの運転技術が問われる。乗り心地は最高とは言えなかった。 0540 滑川温泉に着く。 原「この辺から(入渓)ですね」 ワイ「ん?飛び込むの?」 TJ「マ!?」うそ 0543 去年駐車したところは満車で近くの路側帯というか旋回ポイントというか、4 台くらいなら入れそうな砂利に駐車・ とりあえず沢の様子を見に橋へ行く。水量は多そうで雨が強まることは無さそう、エスケープも出来なくはないので行くことに決定。 準備を始める一同。ザックが前回の比じゃないくらいに軽い。先週は推定 15kg くらいあったが今回は 5kg くらい。ぶっちゃけ日帰りなら水は2L もいらないしもっと軽くできた。まぁそんなことはどうでも良い。 僕は寒いのは御免だったため、カッパを最初からフル装備で行く。沢スパッツを履けばさながらゲッコウガのよう。このスタイルは 2016 年の安達太良山で完成された。
0611 出発。TJ さんの胸囲には自前の GoPro 先生。どうやらこの GoPro、大滝あたりでバッテリーが死んだらしい。 IR氏が去年と違うところから入渓したいらしく、通行止めの道の先から入渓する。 0614 入渓。道路をちょいと降りれば沢が広がっている。いきなり水浸しでビビっている初心者軍団。頑張っておくれ。思ったより水温も低く冷たかった、が、カッパフル装備の僕は最強。今回震えることは無かった。 HKさんが先導したいらしく、先頭はヤツにまかせた。スピード考えてね^^尾脇「沢靴って滑らないね。登山靴のソールなら滑るところがいっぱいだよ。」 0633 一つ目の試練。滝までの取り付きの水深があって胸くらいまで浸からなければならない。みんな頑張って!!この滝は少々高いため細引きをだして安全確保。ボルトがあった。 30 分くらいしてくると徐々に歩きになれたのか皆さんヒョコヒョコ歩きが消えていった。 06461 つ目の滑りポイント。HKさんがこれを見つけると真っ先に走って行って真っ先に滑っていた。 楽しそうだね^^ ということで皆にもこれを滑ってもらう。皆途中でビビッて手を上げたりバタついていたりしたが、NKだけは終始手を胸の前で滝つぼに落ちるまで微動だにしなかった。メンタル強いね。YDは浮いた。さすが魔法を使えるだけあるね。 NKだけにピントが合っている奇跡の一枚が撮れた。 最低 1 回は滑ってもらって先を行く。 後から思ったが、HKさんの先導は水のある所ばっか進んでいく。そんなに暑いですか?道中ナメが多く、水量がもう少し少なかったらバチャバチャできそうな箇所がちらほら。 0704 前方に大きな大きな滝が出現。大滝ですね。ついにご対面。想像以上に大きかった。IR氏がルーファイをしていたが、2 段目まではいけそうだが、3 段目以降は厳しいとのこと。
安定の大きさ比べ。オレンジメットがHKさんで、ホワイトメットが尾脇。 20 分くらい遊んだり休憩したりして、ハーネスを履いて、気を引き締めて高巻きへ。 0730 高巻き開始。の前に尾脇の肘にトンボが止まったからパシャリ。 最初は踏み跡があるし、木も生えているため歩きやすい。この高さだからそれなりの急こう配ではあるが。 0739 問題のトラバースポイント。確かに木は無くなって草ばかり。踏み跡はあって歩きやすいのだが、万が一ということでロープを張って対処。最初は一か所だけだと思っていたが、2 か所あって、IR氏が細引きでロープを張っていてくれた。このため、結構スムーズに行くことができた。さんきゅ。
0810 高巻き終了。みんなおつかれさま。回収したロープ、重い方を持つあたり西潟くんは紳士だね!あと休憩でも井上君絶対座らないのね。 0820 再出発。高巻きで疲れたかなと思ったけど、しっかりとついてくるから何だかんだ皆体力はある。 そこまで辛い高巻きではなかったけど。 083110m 程度の滝にぶち当たる。直登は難しそうだったため巻き道を探すが、右岸からいけそう。
だが、一人だけついてこないヤツがいた。IR氏、果敢に直登に挑んでいる。 IR氏「いやぁ、もろくて危なかったですね。でもシビれるトライでしたわ!はははは。足つりかけましたけど。」 08392 つ目の滑りポイント。1 つ目より長くないが、奥からリンクすると 5 秒くらい滑れる。ただ、ここ壺は深いため注意。というか増水していますね。 試しに細引きで安全確保してHKさんが滑る。壺に落ちてIR氏が細引きを引っ張り上げる。岸に打ちあがる原田はさながらセイウチのよう。ここも皆滑っていく。HKさんが何度も滑る。元気いいね^^ここで壺にハマる尾脇を拾うため、合法的に手を握ることに成功した。当初はそんな気はなくただ拾い上げることに必死だった。少しだけ岸に近づけば足ついたけどね。 HKさんが何度もすべるもんだから途中で人間トンネルをつくってあげた。楽しそう。ただ、岸でもたもたしているから、滑りがてらライダーキックをぶちかましてやった。 このあたりからか、NKが慣れてきて自身でルーファイをしてよさそうな道を選択していく。良いね。 09073 つ目の滑りポイント。ここは高さもあって初心者組はビビッて降下していなかった。HKさん、結構薄着な気がするのですが、寒くないのですかねぇ? 09204m くらいの滝。高さはないが、登るのがすこし難しいのと、壺が深くないため細引きで対処。みんな意外とスルっと登っていく。倒木があるからそれに乗って登っていく。 093715m くらいの滝。前回はIR氏は直登したらしいが、やはり水量の関係か、難しくなっていたそう。 残りのメンバーは右岸から高巻き。 0945 休憩。 0954 出発。 09555m くらいの滝。登れそうにないため左岸から巻く。すさまじくドロドロしていたためスリップしやすい。というか尾脇がスリップ。ズボンが泥まみれになっていたのを、「ウンコついてるよ!」 なんて言ったらIR氏が「違いますよ!!泥ですよ!!」と必死にフォローした。ちょいちょい株を上げていくね。 100320m くらいの滝。これが一番つらかった。先にIR氏に行かせてロープを垂らしてもらう。そんでロープが届くところまで行ってもらう。これがミスだった。滝の中をくぐっていくのだが、待ち時間が非常に寒い。特に最後から 2 番目のNKは辛そうだった。これは下で待機だったわ。不思議と今回は寒くない西潟くん。 1039 吊り橋ポイント。 これを見て、逆転裁判 3 を思い出した。徐々にゴーロ帯になっていくが、体力が残っているのかスイスイと進んでいく。尾脇は体力あるだろうし、TJ さんも問題ないと思っていた。YD君は山岳部出身ということもあったし、NKはよくわかんないけど余裕そうだった。NKくん、避ければ良いものを果敢に岩を登っていくからきっと彼にはクライミング欲が詰まっているのだろう。 1104 休憩。霧が濃くなっていく。
1115 出発。 1131 良い感じのビバークポイントがあった。THE 洞穴。下地も整備されていた。 横たわる倒木にモデルショットをかましてくるHKさん。もちろん撮ってあげた。か、かわいく撮れているよ(白目) 1204 登山道合流地点。そこかしこの岩に赤いマークがあるよ。チェケラ!!他の人らはスルーして先にいってしまったため、僕とIR氏はザックをデポって追いかける。 1210 潜滝。幅は細いが、非常に高い滝。大滝ほどではないが、40m くらいあるのかしら。とりあえずHKさんを滝つぼまで泳がせて全員で到着祝いに写真を撮る。 1220 登山道合流地点へ戻る。休憩のち下山を開始する。下山道は雨の影響でぬかるんでいたため沢靴のまま下山する。この選択は正しかった。 1230 下山開始。下山道は非常に狭く、何なら周りの草木で下が見えない。ただ、道の両端に鉄骨的なものがあるためそれを頼りに進む。先頭のHKさんと尾脇はキャピキャピしながら下山している中、僕と TJ さんは下ネタに花を咲かせながら下山していた。我ら下ネタフレンズ。巨乳の美人が下山完了直後に現れるという最高のシチュエーションを妄想した。 道中崩落しているところや、前述の通り足元が見えない箇所があるため気を引き締めていかなければならない。滑った人らはみんな雨のせい。というか下山時の霧もすごかった。 1402 方向を示す看板あり。滑川温泉方向に行きましょう。 IR氏「あそこ温泉ですね、見えますよ。(意味深)」 1423 下山完了。駐車場の対岸に来る。最後の方に茶碗がいくつも無残に投げ捨てられていた。 思ったより下山が長かった。1 時間半くらいかと思っていたから長く感じた。 1440 荷物をまとめて出発。 西潟今回のポケモンシールはワンリキー。今までの活動ポケモンパンで一番萎えた。 今回も前回同様の賜の湯へ行こうとしたが、道中鷹山の湯というところを原田が見つけ、「ここ!良いよ!!いこ!!」って駄々をこねるからいくことにした。 1525 鷹山の湯。ヨウザンと読むらしい。ゆっくりしようということで遅くても 18 時発と皆に告げて風呂へ。 ミストサウナにはいったら 50 後半くらいのおやじ二人が絡み合っていて、僕が入ろうとドアを開けた瞬間に二人は離れて何事もなかったようにふるまっていた。いや、僕みたよ。君らが肩を組んで顔を近づけ合っていたのを。その場にいられなくなって 3 秒くらいでサウナを出た。 1700 鷹山の湯発。10 分くらい眠っていた気がする。次はふくだ亭というところにご飯を食べに行くことに。定食屋でたくさん食べられるらしい。 1715 ふくだ亭。メニューを見ると安い。スタミナ定食 600 円を頼む者が過半数。肉を食べたいと言っていた尾脇はなぜか魚のフライ定食。そしてこの店には壁の隙間あらばカレンダーをかけるという趣味をしていた。ここでHK氏、得意の「他人からご飯をもらう」を発揮していた。ちなみにこの定食のご飯は大き目の茶碗に大盛をしてある。すなわち茶碗 1 杯で1合近くある。尾脇くらいの華奢な女の子であれば残すのも当然。しかしそれを見逃さないHK氏、尾脇が残すのを見越してあえてスタミナ定食のおかずを残しておいたらしい。いっぱいたべるね^^ 1800 ふくだ亭発。料理を運んできたお姉さんがマシュマロ体型だった。あれね、いわゆるカメックス体型。 どうやらこの日は祭りがあったらしく、浴衣姿の人がちらほらとうかがえる。もちろん浴衣美人を探すワイと TJ さん。しかしいても中の上くらい。山形どうなってんだ。 原「西潟、女の子すきなの?」 ワイ「好きに決まってるでしょ。むしろ男の子好きなわけないだろ。」ある程度道を進めていくと浴衣姿が見えなくなる。 TJ「浴衣美人いなかったなー」ワイ「戻るかー」 原「浴衣じゃないけど美人ならここにいるじゃん。」 ワイ「・・・。」 TJ「・・・。戻れ!!」
やはり夜になると下ネタがはかどるもので、拍車がかかる。それを聞かないフリをするHK氏。 知らない単語は調べてね! 途中、曲がる所をスルーしたり、HKさんの熱唱が始まったりなどカオスだったが、無事に部室に着いた。 ちなみにNKは爆睡していた。
2058 部室到着。装備をあらって解散。
感想 初めて大滝沢にいったが、前回いった大久蔵沢と比較すると難易度も易しめで初心者でも確かに大丈夫だと感じることが出来た。大滝の高巻きもめちゃくちゃ危険というわけではなく、踏み跡もはっきりしているし、あの高さでなければ普通に歩けるところだと感じた。高さがあるから危険なのだけれども。今回 7 人という沢活動としては非常に大人数で行ったわけだが、ロープを出すところも少なく、遡行時間が遅れてしまうことはなかった。また、上級生でも体力のある人や、1 年生でもクライミングをしている人らであったから遅れがなかったというのもあるだろう。 あとから去年の写真を見返したが、滝の様相が大きく変化していることに気づいた。というのも、増水が原因で水量が上がっていたり、水圧が強かったり、滝の幅であったりしていた。そのため、去年よりは難易度が上昇していたのではないだろうか。IR氏も時々、「こんなに水あったっけ」とぼやいていたため違った沢にも思えただろう。 とにかくファンシャワークライミングと題して初心者を連れていき、無事に終えられたことで一安心である。ロープを要所要所で出してくれたIR氏や、先頭を引っ張ってくれたHK氏には感謝である。また、遅れをとらずにしっかりとついてきてくれた TJ さん、尾脇、YD、NKにも感謝である。4 人はまた気が向いたらきておくれ。ファンシャワークライミングはまた 9 月にでもたてよーかなー。 大滝沢、天気がめちゃくちゃ良いときにもう一度来てみたいね。それでは、以上!!
|
|||||||||||||||||||
成果 |
(C) 活動評価および補足
●活動に伴う費用 | |
共装費 | 790 |
その他
(共装費内訳) |
ガソリン代 |
●活動付近の情報 | |
風呂場 | 鷹山の湯 |
トイレ | 無し |
テン場 | ビバークできそうな箇所あり |
駐車場 | 滑川温泉 |
飯屋 | |
スーパー | |
電波(キャリア) | 駐車場はギリギリ |
コメント