活動詳細
●共同装備
レインウェア、FAK、ツェルト、熊鈴、熊スプレー、ヘルメット*3
●個人装備
ザック、登山靴、レインウェア、熊鈴、ヘルメット、バーナー、ガス缶、コッヘル、帽子、
防寒着、水、行動食、 非常食、紙地図、コンパス、ヘッデン、ロール、日焼け止め、着替
え、お風呂セット、スマホ、モバイルバッテリー、財布、保険証(マイナンバーカード)
●天気 晴れ
●気温 15℃
●行程
文責:本澤蒼也
報告書ってしばらく書いてないと無性に書きたくなるんですよね…罰金は御免ですけど。
ということで今回はCL権限を行使した私、本澤蒼也が記録です。実に10か月ぶり。
11/14(1日目)
18:00 部室集合
5限終了後部室に直行。普段は深夜か早朝に集合することがほとんどなのでなんだか不思議な気分。
18:30 ワークマン
古賀志山って結構岩々してるから、個装に軍手を追加しといた…つもりだったんですけどね、書いてなかったんですよ。集合30分前に気づいて急いでSlackに連絡を入れるも、時すでに遅し。幸いワークマンが開いている時間だったのでない人は寄って購入することに。
18:40 原信
夕食タイム。私はパン、いさみはのり弁、ゆうきちはピザ&牛乳、たけはラーメン、きゆうちゃんはカツ丼&追い焼きそばと、個性が出ていて面白かったです。
19:20 発
最初の運転者はいさみ。下道では法定速度絶対順守マンだった彼ですが、高速に乗った途端人が変わったようにスピードアップ。
彼は「ハンドルを握ると」ではなく、「高速に乗ると」性格が変わるタイプみたいです。
20:35 新鶴PA
この日はサッカー日本代表の親善試合(対ガーナ)が行われていました。出発間際に堂安がゴールを決めて盛り上がった記憶。
20:45 発
ここで運転者がゆうきちに交代。彼も高速では中々に飛ばすタイプのようで、、、
21:50 那須高原PA
栃木に入ったということで、みんなで栃木の名物「レモン牛乳」を購入。いさみさんだけちょっとお高いリッチミルク入りを飲んでいました。これが大人の余裕か。
なお、ゆうきちは直前に牛乳を飲んでいたため見送り。この3日間のどこかで必ず飲ませます。
22:08 発
行きの最後は土地勘のある私が運転者に。出発するやいなや、いさみによる本澤一家の事前学習タイムが始まりました。この後しっかり会話に活かしてて、感心しちゃった。
23:00 本澤家着
11/15(2日目)
1:30 就寝
…のはずだったのですが、
7:13 出発
いさみの運転でいざ古賀志山へ。
3:15 起床(私)
およそ2時間、体勢を変えたり羊を数えたりしてみるものの全く寝付けず。仕方がないので睡眠を
諦め、記憶が新しいうちに報告書を書き進めることにしました。世にも珍しい報告書のリアルタイ
ム記入。
5:30 起床(全員)
6:00 朝食
母がおにぎりとサンドイッチを用意してくれました。感謝

7:35 宇都宮市森林公園駐車場
古賀志山中腹にある宇都宮市森林公園駐車場を無料で利用することができます。トイレは少し先にもありますが、基本的には閉鎖されているようなのでここで済ませるのがよいでしょう。
7:52 登山開始
スタートからしばらくはなだらかな舗装された道を進みます。

駐車場のすぐそばにある赤川ダム。右奥に見えるのが古賀志山です
8:12 東登山口
8:17 分岐
実は駐車場からここまでの道は、国際自転車競技連合(UCI)公認大会である「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」のコースの一部となっています。道路にチェックポイントのペイントがあるので目印にしましょう。
8:26 南コース登山口
木製階段を登っていくと、いよいよ岩場に入ります。
所々にロープや鎖が設置してありますが、正直使わなくても余裕で登れます。1つ注意点を挙げるとすれば、このあたりから一気に急登になるので、ペースはやや抑えめにすると◎。9月に私が1人で登った時は何も考えずに突き進んだので途中から息がゼーゼーでした

いい笑顔 Ouch!
8:54 古賀志山
登山開始から1時間ほどで山頂に到着!まぁ本番はここからですからね。
古賀志山山頂にはベンチとテーブルがいくつも設置されているので、休憩にはもってこいです。

集合写真
9:20 分岐
御嶽山手前の分岐。左に行くと岩場を迂回することができます。
我々は岩場を登りに来たのでもちろん右を選択。
本格的に岩場に入るため、ヘルメット着用。

分岐で見えていた岩の裏側の様子 梯子
9:28 御嶽山
ここからは栃木と群馬の県境付近に位置する山々を一望できます。その中には、私が今年の9月に天候不良でなくなく山行を諦めた皇海山の姿も。来年こそは絶対に登ると心に誓いました。
さて、ここからいよいよ破線ルートに入ります。破線ルートとは、簡単に言うと「一般登山道と比較して通行の難易度が高いルート」を指します。今回の場合は、道幅が狭い+高難易度な岩場・鎖場があることが破線ルートに指定されている主な理由ですかね。
9:41 難所①(登り)
個人的に特に難しいと感じた箇所が2つ。1つ目が中岩手前の鎖場です。

YAMAPに残されている報告の言葉を引用すると「垂直だが2段構造かつホールド豊富」。的確ですね。慣れている人なら鎖に頼らずとも登ることが可能です。最後はマントル返しの要領で体を持ち上げると安全に登れます。どちらかというと下りの難易度が高いと感じたのでまた後述。
9:52 中岩
御嶽山からの眺めに対し、こちらは宇都宮市街地を上から見渡せるスポット。
10:10 難所②(下り)
個人的難所2つ目、中岩と赤岩山の間にある鎖場です。
こちらも垂直の鎖場。足を置ける場所が狭く、踏み外さないよう慎重に下る必要があります。三点支持必須。木の根っこがしっかりしているのでそれも駆使しながら下るのがおすすめです。ただし(ここに限らず)稀に脆いものもあるため、体重をかける前に要チェック。
難所を抜けたところで「膀胱が…」と言い出すたけ。鳥海山で鍛えたはずでは?笑
「また足踏みすればいいじゃん。」と提案したら、「鳥海山は足踏みする場所があった。ここは足踏みしたら落ちる。」と返ってきた。ごもっともである。
10:30 赤岩
当初は周回の予定でしたが、ピストンのほうがコース的に面白く、時間短縮にもなるため、急遽ピストンに変更。ここで引き返すか1つ先のピーク(北ノ峰)まで行くか多数決を取ったところ、全員の一刻も早く昼飯にありつきたい欲が合致し、満場一致で前者に決定しました。
10:52 難所②(登り)
というわけで戻ってきました。岩場・鎖場を経験させるという観点だとこっちのほうが有意義ですね。引き続き狭い足場に注意しながら登ります。
そういえば鎖場での基本的な注意事項の記載がまだでした。鎖は2人以上が同時に掴むと非常に危険です。1本の鎖に対しては1人ずつ取り付くのがルールとなります。ある程度登山を経験している人にとっては当たり前のことですが、もし今この報告書でこのルールを初めて知ったという人がいれば、とても大切なことなので必ず頭に入れておきましょう。ではなぜこんな大切なことの記載を忘れていたかって?それは私が今回鎖に一切触れていないからです…。
11:10 中岩
パラグライダーで飛んでいる人を発見し、ゆうきちを筆頭に1年生ズがとても羨ましそうに眺めていました。高所恐怖症の私には多分無理だぁ。

パラグライダーニキ
11:20 難所①(下り)
やはり岩場は下りが鬼門ですね。難所②と同様に垂直の下りとなるので、足場を慎重に見極めること、三点支持を忘れないことが重要です。体感は難所②の下りのほうが若干難しかったかな?どちらにせよ危険個所であることは間違いありません。
12:45 下山完了
もたもたしている時間はねぇ!とっとと靴を履き替え出発。
11:31 御嶽山
破線ルート終了!
古賀志山にはいくつかのコースがあり、中には初心者や家族連れでも気軽に楽しめるハイキングコースもあるため、老若男女で賑わっていました。
11:52 古賀志山
ちょうどお昼時。山頂で美味しそうな山飯を食べている方々を横目に、我々は爆速下山。というのも、前日から行こうと目をつけていたお店の昼営業が13:45までだったことが中岩のあたりで発覚したのです。安全に下れる範囲の最大出力で歩を進めていきます。
12:18 南コース登山口
12:26 分岐
12:29 東登山口
13:15 宇都宮餃子 幸楽
宇都宮に来たら餃子はマスト!ということで本澤一家御用達の餃子屋に向かったのですが…着いた瞬間我々の目に飛び込んできたのは、13時過ぎにも関わらず店の外まで続く大行列。これは無理だと悟った我々は、美味しいご飯を求めて進路を北へと変えるのであった…。
13:28 自然派ラーメン 花の季
そんなわけでやってきました、私行きつけのラーメン屋「花の季」。看板メニューである「バカうまラーメン」は、魚介香る和風とんこつ醤油スープと自家製麺の相性が抜群で、1杯1000円とは思えないほどボリューム満点!サイドメニューも豊富で、特におすすめなのが「チェンピン※」。「チェンピン」とはいわゆる中国風おやきで、ひき肉と野菜たっぷりの餡と生姜の効いた熱々のスープが包まれています。他のお店ではなかなかお目にかかれないので、もしこのお店に来る機会があればぜひご賞味ください!!
※ちゃんと調べてみたところ、実際はチェンピン(煎餅)ではなくシャンピン(餡餅)っぽいです。あくまでこのお店では「チェ
ンピン」として提供されているため、上記の説明も本来のチェンピンとは異なっていることをご了承ください。

私は前々から気になっていたネギトロチャー 念願の餃子も
シュー麺を、他4人はバカうまラーメン(大)
を注文
14:15 大谷資料館
世界三大建築家の1人であるフランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテルでの採用をきっかけ
に建築石材として有名になった、宇都宮市の特産物「大谷石」の採石場跡を見学できる博物館。映
画やMVの撮影地としてもよく使われています。
私がどうしてもここに訪れたかった理由が1つ。それは、米津玄師「馬と鹿」のMV撮影地になっ
ているからです!実家から近すぎるが故に逆に行くタイミングを逃し続けていたので、やっと来ら
れて大満足。
16:00 宇都宮駅
元々はいさみの「宇都宮を歩いてみたい」という言葉がきっかけに立てた本活動。その望みを叶え
るべく、時間の許す限り宇都宮駅周辺を散策することに。アイスを食べたり、LRTを撮影したり。

ゆうきち、ようやくレモン牛乳を購入 完 全 一 致
16:35 発
せっかくなので、私としゅんぺいの出身校である宇都宮高校とりかこ©とまっすーの出身校である宇都宮女子高校を一目見てから帰ることに。本当はりかこ©、まっすー、私を輩出したことでおなじみ
柿の木幼稚園にも行きたかったのですが、もう暗かったので翌日に回すことにしました。なお。
17:25 本澤家着
18:30 夕食
地域で愛されるお肉屋さんの揚げ物、クリームシチュー、ローストビーフ、カプレーゼ、etc…ひと
月早いクリスマスかと思うほど豪華なメニューでした。母には感謝してもしきれません。

食後、お疲れの1年生ズは早々と就寝。いさみは予算会議の資料を、私は侍ジャパンの強化試合(対
韓国)を観ながら睡魔と闘いながら報告書を書き進めてから、22時だか23時だかに寝ました。
11/16(3日目)
7:30 起床
一応7:00起床の予定でしたが、しっかり30分寝坊。まぁ時間に余裕はあったしね。いさみは6:30
に起きて、予算会議の資料を作ったり、父と建築業界について語り合ったりしていたみたいです。
この日の朝食は、北海道産のかぼちゃ、秋田県の郷土料理きりたんぽ鍋、宮城県産のめかぶ、栃木
県産のりんご、愛媛県産のみかんと、母が各々の出身地にちなんだ食べ物を用意してくれました。
粋だねぇ
9:30 本澤家発
のんびりしていたらこんな時間に。名残惜しいですが本澤家に別れを告げます。3日間本当にお世話
になりました。この日は日光を観光することに決まっていたので、ゆうきちの運転でいざ出発。
10:23 日光の社寺 臨時無料駐車場
最初の目的地は日光東照宮。母がアクセスの良い無料駐車場を教えてくれたのですが、向かってい
る途中で渋滞が見えたので引き返し、東照宮から 1.5km ほど離れた臨時無料駐車場に駐車しまし
た。
行きは裏道を通ったので帰りはメインストリートを歩き、各自おみやげを購入しました。待機への
おみやげはいさみセレクトの「レモン牛乳ハイチュウ」。果たしてこうせいのお口に合うのか。
ところで皆さんお気づきでしょうか。我々が柿の木幼稚園に行くのをすっかり忘れていることに。
発覚したのは本澤家出発から 10分後くらいでしたかね。戻ろうと思えば余裕で戻れる距離ではあっ
たのですが、まぁ次回の宿題ということで。
10:50 日光東照宮
…いや混みすぎ。紅葉のピーク舐めてました。
2 日目の昼食の例からもわかるように行列キャンセル界隈の我々、ここでもキャンセル派が優勢とい
う結果に。とても探検部らしさを感じました。唯一最後まで中に入りたがっていたたけを説得し次
なる目的地へ。ごめんよたけ、今度は長期休暇中の平日とかに来ようね。

紅葉は本当に綺麗でした。 恋みくじを引くきゆうちゃん。きゆきち小吉~。
13:05 ふれあい橋
2つ目の目的地、鬼怒川温泉に来ました!といっても温泉には入っていません。景観目的です。
時間があれば奥日光のほうにも行きたかったのですが、帰路から逸れるため今回は諦め。
13:33 発
昼食は会津あたりで食べようということになったため、小腹が空いている人はコンビニで軽食購
入。きゆうちゃんがぶぶかのカップ麺を食べていました。
14:30 道の駅 たじま
トイレ休憩。きゆうちゃんが串焼きを食べていました。
15:26 ゆうきち、口を滑らす
現行犯逮捕。
15:32 桜味食堂
実は以前の活動でも行ったことのあるお店。ゆうきちに言われて気づきました。前回ラーメンを食
べた私は、今回煮込みカツ丼を注文。昼休憩がないのが我々探検部としてはとても助かります。
16:15 発
運転者がいさみ→私に交代。この辺何喋ってたか全然覚えてないや。
17:00 道の駅 あいづ 湯川・会津坂下
きゆうちゃんとジェラートを食べました。私はりんごキャラメルとミックスベリー&クリームチー
ズ、きゆうちゃんは黒ごまと甘栗だったかな。
17:20 発
17:50 セブンイレブン 西会津野沢店
ここからの道がクネクネ&ガタガタということで、車酔いしやすいゆうきちに運転を任せます。
18:00 発
後部座席でぐっすりの彼女持ち2人は置いといて、他3人で恋バナをしようと試みた私。しかし「特
にない」と即答され、「お前ら…」と思った(もしかしたら口にも出したかもしれない)私。で
も、仮に「そういうお前はどうなんだ」と突っ込まれたら何も言えない私。
19:45 部室着・解散
共装を片付け、共装費の精算を済ませ、解散!お疲れ様でした!!
【余談】
解散後、胃に余裕があるメンバーでご飯に行きました。最初は味濱家に行くつもりでしたが、なん
やかんやあって結局らーめん源次郎へ。きゆうちゃんが食べていた特製味噌らーめんのスープを一
口もらったら、びっくりするくらい美味かったです。次絶対頼も。
●成果
1 年生に高難易度の岩場・鎖場を経験させることができた。
栃木の紅葉を満喫できた。
●感想
私は今年2回目の古賀志山でしたが、相変わらず登りごたえがあって良い山です。他のメンバーにも
大変好評で、中には今年の活動でトップレベルに楽しかったと言ってくれた人もおり、連れてきた
甲斐があったなと感じました。来年も立てようかな。邦彦、できれば今度は女子も連れてくるね。
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